些細な隣人トラブルの連鎖から人々が暴走していく様子を描いたアイスランド発のブラックサスペンス。閑静な住宅地で暮らす老夫婦が、隣家の中年夫婦からクレームをつけられた。老夫婦宅の庭にそびえ立つ大きな木が、いつも日光浴をするポーチに影を落としているというのだ。それをきっかけにいがみ合うようになった2組の夫婦は、身近で相次ぐ不審な出来事を全て相手の嫌がらせだと思いこむようになる。妻に追い出されて老夫婦のもとへ転がり込んできた息子も、庭のテントで寝泊まりして隣人の監視を手伝う羽目に。やがて老夫婦がかわいがっていた飼い猫が失踪したことから、両家の人々は越えてはならない危険な一線を越えてしまう。アイスランドのアカデミー賞と言われるエッダ賞で作品賞、監督賞など7部門を独占。日本では「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」国際コンペティション部門に「あの木が邪魔で」のタイトルで出品され、監督賞を受賞した。
ネット上の声
- 【”疑心暗鬼。そして真の鬼が出る。”夫婦間のトラブルと、隣家との小さなトラブルが積もり積もって、大きな悲劇に繋がるシニカルユーモアテイスト満載の北欧サスペンス。】
- 不協和の音楽がジェリー・ゴールドスミス見たい♥
- 既に民事じゃありません
- 悲劇の連鎖
サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国アイスランド,デンマーク,ポーランド,ドイツ
- 時間89分
- 監督ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン
- 主演ステインソウル・フロアル・ステインソウルソン