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ある夜、妻が何者かに襲われた。平凡な夫婦の日常が、猜疑心と復讐心によって静かに崩壊していく様を描く、衝撃のサスペンス。
イランの首都テヘラン。俳優の夫婦であるエマッドとラナは、老朽化したアパートから新しい部屋へ引っ越す。彼らは舞台『セールスマンの死』の公演を控え、穏やかな日々を送っていた。しかしある夜、ラナが一人でいたバスルームに何者かが侵入し、彼女は襲われ負傷。事件を公にしたくないラナに対し、エマッドは激しい怒りと屈辱感から、犯人を自らの手で見つけ出すことを決意する。犯人の痕跡を追ううちに、エマッドの心は復讐心に支配され、夫婦の関係は少しずつ蝕まれていく。そして辿り着いた犯人の正体は、予想もしない人物だった。
ネット上の声
- ある事件をきっかけに夫婦の関係がどんどん変わっていくのが見てて辛いけど、目が離せない。劇中劇の「セールスマンの死」が物語とリンクしてて、その構成も見事。役者さんの演技がリアルで引き込まれた。
- さすがファルハディ監督。じわじわくる心理サスペンスがたまらない。正しさって何なのか考えさせられる。
- 展開がダラダラしててちょっと退屈だったかも。奥さんの気持ちも旦那さんの気持ちも、どっちも共感できなくてモヤモヤした。
- ヒリヒリする感情の交錯劇。傑作。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間124分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演シャハブ・ホセイニ
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2020年・第21回東京フィルメックス(20年10月30日~11月7日、11月22日/TOHOシネマズシャンテ、有楽町朝日ホールほか)コンペティション部門出品作品。
ネット上の声
- 映画館放火計画+映画上映運営という題材自体には惹かれたが…過剰多用長回し&映画題
- 正直全然わからん!!ちょっと長いのと結構難解というかconfusingなので集中
- イランの宗教革命前夜に起こった映画館放火事件を題材にした映画
- イランで起きた映画館放火事件の再現を企む4人の男
- 製作年2020年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間139分
- 監督シャーラム・モクリ
- 主演ババク・カリミ
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結婚式前夜のパーティーが、彼女たちの運命を狂わせる。イラン社会のタブーに挑む衝撃作。
舞台は現代のイラン、テヘラン。大学の同級生であるサマンとバハールは、卒業とサマンの結婚を祝うため、パーティーを開く。しかし、そのパーティーで起きたある出来事が、彼女たちの人生を一変させる。結婚を目前に控え、婚約者や家族からの信頼を失うことを恐れたサマン。彼女を守るためについた一つの嘘が、友人たちを巻き込み、取り返しのつかない事態へと発展していく。保守的な社会の中で、女性たちが直面する抑圧と葛藤。友情、裏切り、そして絶望の果てに彼女たちが見出すものとは。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間---分
- 監督シャーラム・シャー・ホセイニ
- 主演ハメッド・ベーダード