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「別離」「ある過去の行方」などで知られるイランの名匠アスガー・ファルハディ監督が手がけ、2016年・第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で男優賞と脚本賞を受賞、第89回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞したサスペンスドラマ。小さな劇団に所属し、作家アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」の舞台に出演している役者の夫婦。ある日、引っ越したばかりの自宅で夫が不在中に、妻が何者かに襲われる。事件が表ざたになることを嫌がり、警察へ通報しようとしない妻に業を煮やした夫は、独自に犯人を探し始めるが……。劇中で描かれる演劇と夫による犯人探し、そして夫婦の感情のズレを絡めながら、思いがけない方向へと転がっていく物語を描く。
ネット上の声
- 仲の良い夫婦がやむを得ない事情から新居へ引っ越しをする
- 外国向け平和なイランで演出成功した底の浅い
- 崩壊する家・家庭。偽物の夫婦を演じ続ける
- 時流だけでなかったアカデミー外国語映画賞
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2016年
- 製作国イラン・イスラム,フランス
- 時間124分
- 監督アスガー・ファルハディ
- 主演シャハブ・ホセイニ
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結婚式前日に死んだ花嫁の謎を解き明かすことで、伝統的なイスラム社会の闇を浮き彫りにしたイラン製ミステリードラマ。結婚式を翌日に控えた女性サミラが亡くなり、友人たちのもとに訃報が届く。幸せの絶頂にいたはずの彼女が突然死したことを信じられない友人たちはサミラの父親のもとを訪ねるが、父親の様子がどこかおかしい。不審に思った友人たちは、サミラの死の真相を調べはじめる。サミラ役を「彼女が消えた浜辺」のラーナ・アザディワル、彼女の父親役を「別離」のババク・カリミ、婚約者役を「ペルシャ猫を誰も知らない」のハメッド・ベーダードがそれぞれ演じた。2015年・第28回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品。
ネット上の声
- 2015.10.28 @ 28th TIFF
- 痺れるほどの映像美!時系列を上手くいじったサスペンス!その上イスラム文化が抱える
- 価値観が異なることで生じる摩擦を緊張感に落としこんだサスペンス映画
- 見よこのマスカラ落ち、電話泣きの女
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間---分
- 監督シャーラム・シャー・ホセイニ
- 主演ハメッド・ベーダード
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2020年・第21回東京フィルメックス(20年10月30日~11月7日、11月22日/TOHOシネマズシャンテ、有楽町朝日ホールほか)コンペティション部門出品作品。
ネット上の声
- 映画館放火計画+映画上映運営という題材自体には惹かれたが…過剰多用長回し&映画題
- 正直全然わからん!!ちょっと長いのと結構難解というかconfusingなので集中
- イランの宗教革命前夜に起こった映画館放火事件を題材にした映画
- イランで起きた映画館放火事件の再現を企む4人の男
- 製作年2020年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間139分
- 監督シャーラム・モクリ
- 主演ババク・カリミ