貧困から抜け出すため、少年はバンコクへ。タイ南部の美しい自然と都会の過酷な現実の狭間で揺れる魂の記録。
1980年代、タイ南部。家族を助けるため、少年ブンテームはバンコクへと向かう。彼の夢は、学問を修め、弟妹を楽にさせること。しかし、彼を待っていたのは、アイスクリーム売りや新聞配達といった過酷な児童労働の現実。純粋な心は、都会の喧騒と犯罪の誘惑の中で次第にすり減っていく。故郷の美しい自然と、冷たい都市のコントラスト。少年が失ったものと、それでも手放さなかった希望を描く、切なくも力強い青春物語。
ネット上の声
- 雰囲気全然暗くないけどよくよく考えればもっと絶望的で悲しいことだよね、それを子ど
- 1985年タイの作品で、まだ幼い長男フージャンが、病気の父の代わりに家計を助けよ
- 貧しさと慌ただしく過ぎてゆく日々に流れる優しい詩みたい
- タイ深南部のイスラム文化圏を舞台とする少年少女活劇
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国タイ
- 時間120分
- 監督ユータナ・ムクダスニット
- 主演スリヤ・ヤオバサナ