スターリン体制下のポーランド。芸術の自由を貫き、国家権力に抗った一人の前衛画家の不屈の魂の記録。
第二次世界大戦後のポーランド。前衛画家ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキは、芸術は政治の道具ではないという信念を貫く。しかし、社会主義リアリズムを強要するスターリン主義の政府は、彼の芸術活動を徹底的に弾圧。大学教授の職を追われ、画材も配給されず、創作の術を奪われていく。極貧と孤独の中、それでも自らの芸術的信念を曲げない彼の壮絶な闘い。巨匠アンジェイ・ワイダが遺した、芸術家の尊厳を問う最後のメッセージ。
ネット上の声
- 独裁下での自由追求は、戦時日本よりも立派
- 自身を投影させたようなワイダ監督の遺作。
- その終わりを知っているからこそ悲しい
- 人は認識したものしか見ていない
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ポーランド
- 時間99分
- 監督アンジェイ・ワイダ
- 主演ボグスワフ・リンダ