「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督が、第153回直木賞候補作にもなった自著を自身の監督、脚本により映画化。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失うが、妻の間にはすでに愛情と呼べるようなものは存在せず、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできなかった。そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。幸夫と同じように妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそのようなことを口にしたのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが……。
ネット上の声
- 幸夫、あんたの言い訳なんて聞きたくない!
- 好感度ゼロのダメ男にそそぐ監督のまなざし
- 「そこから愛しはじめた」のは妻をではない
- 妻という大きな存在が突然亡くなった日。
小説家、 夫婦、 ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間124分
- 監督西川美和
- 主演本木雅弘