第二次世界大戦末期のドイツ、一兵卒が拾った大尉の軍服。それは、彼を狂気の独裁者へと変貌させる禁断の衣装だった。
1945年4月、敗戦濃厚なナチス・ドイツ。軍から脱走し、飢えと寒さで死の淵をさまよう若き一兵卒ヴィリー・ヘロルト。彼が偶然発見したのは、打ち捨てられた車両に残された大尉の軍服。生き延びるため、その軍服を身にまとい大尉になりすました瞬間、彼の運命は狂い始める。権力の味を知ったヘロルトは、道中で集めた兵士たちを率い、次第に冷酷で残虐な「ちいさな独裁者」へと変貌。偽りの権威が暴走し、人間性が崩壊していく様を描く、実話に基づく衝撃の物語。
ネット上の声
- カルト宗教団体の行為を(思い出したくもないが)想起してしまった
- 現代のパワハラにもつながる、笑えないブラックコメディ
- 戦争の狂気と人間の性を見せつけられた感じがしました
- 19歳の独裁者・戦場の虐殺をなぜ誰も止めなかった?
戦争
- 製作年2017年
- 製作国ドイツ,フランス,ポーランド
- 時間119分
- 監督ロベルト・シュヴェンケ
- 主演マックス・フーバッヒャー