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1994年、ソウル。世界の片隅で自分の居場所を探す14歳の少女ウニ。誰にも理解されない孤独を抱える彼女の、小さな羽ばたきの物語。
巨大な聖水大橋が崩落した1994年のソウル。中学2年生のウニは、多忙な両親や兄からの無関心に、息苦しい日々を送る。学校にも家庭にも居場所を見つけられず、友人関係や淡い恋に傷つきながら、孤独に世界と向き合う少女。そんな彼女の前に現れた、一人の塾講師ヨンジ。ヨンジは、初めてウニの話に耳を傾け、彼女の世界を理解してくれる唯一の大人だった。小さな出会いをきっかけに、ウニの世界が少しずつ動き始める、普遍的な成長の記録。
ネット上の声
- 10代の頃の自分を思い出して胸が締め付けられた。誰にも分かってもらえない息苦しさの中で、ヨンジ先生の言葉だけが光だった。静かだけど、ものすごく心に刺さる映画。
- ドキュメンタリーみたいに淡々と少女の日常を追う感じ。94年の韓国の空気感がリアルで引き込まれた。
- 正直、何が言いたいのかよく分からなかった。淡々としすぎてて退屈に感じてしまったかな。
- 透明感がすごい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国韓国,アメリカ
- 時間138分
- 監督キム・ボラ
- 主演パク・ジフ
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奈良の小さな町で交差する、現実とフィクション。韓国人監督が紡ぐ、ひと夏の出会いと淡い恋物語。
舞台は日本の奈良県五條市。新作映画の構想を練るため、韓国の映画監督テフンがこの静かな田舎町を訪れる。第一部では、通訳のミジョンと共に町をリサーチし、地元の人々と交流する彼の姿をモノクロのドキュメンタリータッチで記録。そして第二部。第一部での経験から着想を得た、ひと夏の淡い恋物語がカラーで展開。韓国から来た女優ヘジョンと、地元で柿農家を営む青年ユウスケの出会い。言葉の壁を越えて、次第に心を通わせていく二人。現実と虚構が溶け合う独特の構成で、旅先での出会いの煌めきと切なさを描く、幻想的な一編。
ネット上の声
- 好きすぎる 4.5にするか迷った ドキュメントみたいでどきどきした...
- 静かに味わう
- 1章があったおかげで2章の男のホンサンスチックな気持ち悪さが少し緩和されたかもし
- 綺麗な映画でした、ラスト近くのあのシーンはなんかジーンとくるくらい美しかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本,韓国
- 時間96分
- 監督チャン・ゴンジェ
- 主演キム・セビョク
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不倫の恋に疲れた女優が、異国の海辺で自問する愛の行方。現実と虚構が交錯する、ホン・サンス監督が描く痛切な恋愛譚。
有名女優のヨンヒは、既婚の映画監督との恋に疲れ、すべてを捨ててドイツのハンブルクへ。旧友と再会し、静かな街を彷徨う中で、彼女は自らの愛と人生を痛切に見つめ直す。しかし、孤独と彼への想いは断ち切れず、帰国した韓国の海辺で、抑えつけていた感情が溢れ出す。夢とも現実ともつかない浜辺での独白。愛を失った彼女が下す「それから」の決断とは。一人の女性の心の再生を痛々しくも美しく描く物語。
ネット上の声
- 漱石の”それから”の決着とは違うけれど…
- 泥沼不倫の監督が描くダメ男の言い訳
- あれこれある人生のなかの「本物」
- キム・ミニさん素敵
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国韓国
- 時間91分
- 監督ホン・サンス
- 主演クォン・ヘヒョ
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スヨンは偶然、ある⼈の旅のブログで⾃分が写っている写真を⾒つける。ブログには、かつてスヨンと夫のジョングがホストをしている家で過ごしたソフィーという旅⼈の4⽇間の旅の思い出が綴られていた。ソフィーの⽇記を読むことで、彼⼥と共に過ごした時間、記憶が蘇ってくる―そして、⽇記のなかでスヨンはこれまでに感じた事のない感情と、真実を⾒つける。
ネット上の声
- 短編で注目された新人イ・ジェハンの長編監督デビュー作、日常的に旅する女性ソフィー
- 監督は何本か短編やった後に今作が長編デビューとのことです
- ホン・サンスを真似てみたみたいな映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国韓国
- 時間115分
- 監督イ・ジェハン
- 主演アナ・ルッジェーロ
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スポーツ、 コメディ
- 製作年2016年
- 製作国韓国
- 時間93分
- 監督ペク・スンファ
- 主演シム・ウンギョン