戦時下の広島・呉。大切なものを失いながらも、懸命に日々を紡ぐ一人の女性の、ささやかで愛おしい物語。
舞台は昭和10年代から20年にかけての広島、そして軍港の街・呉。絵を描くことが好きな少女すずは、18歳で見知らぬ男性のもとへ嫁ぐことに。新しい家族、新しい街での生活。しかし、戦争の影は日に日に色濃くなり、配給は乏しく、空襲は激化していく。それでもすずは、創意工夫で食卓を彩り、日々の暮らしの中にささやかな喜びを見出していく。だが、戦争は容赦なく彼女から大切なものを奪い去る。これは、激動の時代を懸命に生きた、一人の女性の愛おしい日々の記録。
ネット上の声
- 戦争中の話だけど、ただ悲しいだけじゃない。すずさんの日々の暮らしが丁寧に描かれてて、だからこそ失われていくものの重みがズシンとくる。間違いなく傑作です。
- のんさんの声がすずさんにぴったりすぎた。戦争を背景にした日常っていう描き方が新鮮で、心に深く残る作品。
- 単なる反戦映画じゃなくて、「生きる」ことそのものを描いてる。当たり前の日常がどれだけ尊いか、改めて考えさせられた。
- 評判がすごく良いから期待したけど、私にはちょっと合わなかったかな。話の展開が淡々としてて、少し退屈に感じてしまった。
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督片渕須直
- 主演のん