-
国内にある物件のほとんどが事故物件となった近未来の日本を舞台に、最後の無事故物件をめぐるバトルを描いた異色ドラマ。
少し先の未来の日本。不景気が続いたことにより死亡率は上昇し、それにともなって事故物件の数は増加した。その結果、国内の物件はすべてが事故物件となり、「普通の物件」は一件を残すのみとなっていた。そこに住むフリーターの山田は、その価値にまったく無頓着に暮らしていた。そんな山田を家から追い出すため、幽霊アレルギーの富豪・富良野は管理会社の根津と手を組みさまざまな計画を企てるが、山田は一向に部屋から退去することはなかった。富良野と根津の計画は、霊能力者や殺し屋までをも巻き込み、さらにエスカレートしていくのだが……。
主人公の山田役を「グリーンバレット」「黄龍の村」など阪元裕吾監督作品常連の大坂健太が演じる。監督は「温泉しかばね芸者」「女囚霊」の鳴瀬聖人。
ネット上の声
- 「何やってんだろ…」
- 喜劇か?とことん脱力した社会派か?
- それ以上でもそれ以下でもなく
ホラー
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鳴瀬聖人
- 主演大坂健太
-
脚本家の波流じゅんが自身の経験をもとに執筆したオリジナル脚本作品で、平成29年度橋田賞新人脚本賞の最終選考に残った脚本を映画化。介護士として働く波子の前に、幼い頃に自分を虐待したうえ捨てた母の華絵が認知症となって現れる。華絵は全てを忘れており、波子は過去の記憶に苦しめられながらも母を介護する。そんな日々の中で、母に愛されたいと思っている自分の気持ちに気づく波子。しかし、ある時、ふと記憶が戻った華絵が発した「あんたなんか産まなきゃよかった」という言葉に、波子は再び苦しめられる。愛と憎しみの葛藤にさいなまれる波子だったが、幼いころのひとつの思い出が、彼女の心にかすかな光明をもたらす。主人公の波子役は、堤幸彦監督作「truth 姦しき弔いの果て」でも主演を務めた広山詞葉。
ネット上の声
- 薄気味悪い映画。今日はトラウマの日になりそうだ
- 個人的に刺さった作品
- 嫌いは好きの裏返し
- 有り得る話
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督副島新五
- 主演広山詞葉
-
南蛮鋳物師・萩原佑佐の数奇な運命を描き、1955年にも一度映画化されている「青銅の基督」を、約60年ぶりに再映画化。監督は、多数の文芸作品や歴史上の偉人の物語を映画化している秋原北胤。主演に柄本時生。南蛮鋳物師の萩原祐佐は、恋仲になった隠れキリシタンのモニカとの結婚を決意するが宗教が壁となり別れを告げられる。自暴自棄になった祐佐は、偶然知り合った芸妓の君香に惹かれていく。そこへ奉行所から「キリストの鋳物を作ってほしい」との依頼が舞い込むが、その鋳物は観賞用ではなく、キリシタン撲滅のための「踏み絵」として使われるものだった。
時代劇
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督秋原北胤
- 主演柄本時生
-
NHKのドラマ「トットちゃん!」などに出演する女優の広山詞葉が企画・プロデュースを手がけて自ら主演も務め、劇団「ロ字ック」の劇作家・演出家の山田佳奈がメガホンをとった約30分の短編作品。2017年・第13回山形国際ムービーフェスティバルで作品賞を受賞するなど、多数の映画祭で上映された。新宿で元彼に電話をかけるが、応答がないことにしびれを切らせた彼女は、元彼の家に押しかえる。しかし、家の鍵が変えられており、中に入ることができず、どうにかして家に入ろうとする彼女は塀を乗り越え、窓から中に入ることに。しかし、そこには元彼の新しい彼女がいて……。
ネット上の声
- 元カレの家に不法侵入するシーンだけの5分短編で良かったかも?
- U-NEXT無料期間中に観れるだけ観まくろうシリーズ
- ヤバイくて弱い女の一晩の話
- 舌足らずな短編
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督山田佳奈
- 主演広山詞葉
-
数多くの商業作品でメガホンをとってきた堤幸彦監督が、自身の記念すべき映画監督50作目として手がけた自主制作映画で、同じ男を愛した3人の女が本音むき出しでぶつかりあう姿を描いたコメディ会話劇。ある男が事故死した。葬儀が終わった夜、一等地にある男のアトリエに、喪服姿の3人の女が現れる。マウント命な美貌の受付嬢、元不良のシングルマザー、謎多きセレブ医師という全くタイプの異なる彼女たちと、男は3年前から同時に付き合っていたのだった。思いがけず鉢合わせした3人は、己のプライドをかけて舌戦を繰り広げ、やがてある真実にたどり着く。「ひとつぼっち」の広山詞葉、声優の福宮あやの、「父の愛人」の河野知美が主演を務め、佐藤二朗が共演。堤監督の原案を基に、「明日の記憶」の三浦有為子が脚本を手がけた。
ネット上の声
- なんで舞台にしなかったのかな?
- 堤幸彦 原案、監督作品
- 【姦しいと言う勿れ】
- おまけ映像無し
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督堤幸彦
- 主演広山詞葉
-
ロカビリー歌手、俳優、タレント、音楽プロデューサー、レーサーなど多彩な活躍を続けるミッキー・カーチスが主演を務め、彼が80代の住処として選んだ地・北海道名寄市を舞台に描いた短編映画。
人の記憶と命を管理し、大切な人の思い出を消去する代わりに寿命を延ばす取引を行う「運命屋」の女性イオリ。これまでさまざまな人間との取引を重ねてきた彼女は、7日後に寿命が迫った元ミュージシャンの男性・時雨奏と出会う。大切な人の思い出と大切な歌で満たされた人生を送る彼は、そのまま寿命を全うするか、それとも思い出を消去して延命するかという最期の決断を迫られるが……。
「trurh 姦しき弔いの果て」の広山詞葉が運命屋の女性を演じるほかプロデュースも手がけ、名バイプレイヤーの甲本雅裕、カーチスとは実際に親友でもある橋爪功が共演。数多くの実写作品・アニメ作品を手がけてきた映像作家の森田と純平が監督・脚本を手がけ、カーチスが歌う主題歌の作曲を細野晴臣、劇伴をSUGIZOが担当。
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督森田と純平
- 主演ミッキー・カーチス