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鬼才ラース・フォン・トリアーを親類に持ち、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された「母の残像」などで注目されるノルウェーのヨアキム・トリアー監督が手がけたホラー。ノルウェーを舞台に、幼い頃の記憶を封印された少女テルマが、成長して初めての恋を経験したことをきっかけに、恐るべき秘密へとつながっていくさまを描いた。ノルウェーの田舎町で、信仰心が強く抑圧的な両親の下で育ったテルマには、なぜか幼い頃の記憶がなかった。そんな彼女がオスロの大学に通うため一人暮らしを始め、同級生の女性アンニャと初めての恋に落ちる。欲望や罪の意識に悩みながらも、奔放なアンニャに惹かれていくテルマ。しかし、やがてテルマは突然の発作に襲われるようになり、周囲で不可解な出来事が続発。そしてある日、アンニャがこつ然と姿を消してしまい……。
ネット上の声
- ホラーと言うよりは少女が自立していく物語
- 敬虔なキリスト教徒のサイコ学園映画?
- キャッチーな予告編と、内容の乖離
- ホラーではない気もしますが
ホラー、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国ノルウェー,フランス,デンマーク,スウェーデン
- 時間116分
- 監督ヨアキム・トリアー
- 主演アイリ・ハーボー
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北欧ノルウェーで古くから語り継がれてきた森の妖精トロールの伝説を映画化したファンタジーアドベンチャー。19世紀半ばのノルウェー。貧しい家庭で生まれ育った17歳のエスペンは、いたずらばかりしていつも兄たちを困らせていた。一方、王国の宮殿では勝ち気で聡明なキリステン王女が、悪賢いシグール王子と政略結婚させられそうになっていた。ある日、宮殿から抜け出した王女は、森の中でエスペンと出会い、互いに惹かれ合うが、キリステンは「マウンテン・キング」と呼ばれるトロールに連れ去られてしまう。王はキリステンを救った者に黄金を与えると国中にお触れを出す。エスペンやシグール王子はキリステンを助け出すべく、トロールのもとへと向かうが……。監督は「ラグナロク オーディン神話伝説」のミケル・ブレネ・サンデモーセ。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2018/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018」(18年7月14日~8月24日)上映作品。
ネット上の声
- ノルウェーのトロールの話は前に「トロール・ハンター」という現代を舞台にしたモキュ
- 「お前はこんな森の奥で何を?」(老婆)
- すぐに忘れるファンタジー
- アスケラッド
アドベンチャー(冒険)
- 製作年2017年
- 製作国ノルウェー
- 時間104分
- 監督ミケル・ブランネ・サンデモーゼ
- 主演ヴェービョルン・エンゲル
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夢魔がすむ呪われたアパートで、終わりのない悪夢に悩まされる主人公の恐怖を描いたノルウェー製のホラー。
カップルのモナとロビーは破格の値段で新居を手に入れるが、そこは北欧神話の夢魔「メア」のすみつく呪われたアパートだった。入居以来、モナは不眠に悩まされ、やがて得体の知れない魔物に襲われる悪夢にさいなまれる。夢と現実の境界が曖昧になっていくなか、モナの妊娠が発覚するが、彼女は自分のお腹にいる赤ん坊が悪魔の子ではないかと疑念を抱く。
主人公モナ役は、ヨアキム・トリアー監督の「テルマ」で第68回ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を受賞したエイリ・ハーボー。恋人ロビー役はNetflixシリーズ「ラグナロク」のヘルマン・トムロス。「アサイラム・バスターズ」「トンネル 9000メートルの闘い」といったノルウェー映画で脚本を手がけてきたシェルスティ・ヘレン・ラスムセンの長編初監督作品。
ネット上の声
- 観客も夢の中へ・・・
- Sleepwalking
- なかなかの出来映えです!
ホラー
- 製作年2022年
- 製作国ノルウェー
- 時間100分
- 監督シェルスティ・ヘレン・ラスムセン
- 主演アイリ・ハーボー