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「空白」「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督が、石原さとみを主演に迎えてオリジナル脚本で撮りあげたヒューマンドラマ。幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す。
沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。
愛する娘の失踪により徐々に心を失くしていく沙織里を石原が体当たりで熱演し、記者・砂田を中村倫也、沙織里の夫・豊を青木崇高、沙織里の弟・圭吾を森優作が演じる。
ネット上の声
- レビュー出来なさすぎてわたしまだ5月に取り残されてたわ〜🥲
- 現実は映画のようにはいかない
- ヤッパリ観てよかった。
- お礼が言えること
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督吉田恵輔
- 主演石原さとみ
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終戦間近のフィリピン戦線。極限の飢餓と死の恐怖が、一人の日本兵の人間性を静かに蝕んでいく衝撃作。
舞台は第二次世界大戦末期、敗色濃厚なフィリピン・レイテ島。結核を患い部隊を追われた一等兵・田村は、果てしないジャングルを一人彷徨う。食料は尽き、敵兵の影に怯え、仲間であったはずの日本兵すら疑心暗鬼の対象に。聞こえてくるのは、不気味な砲声と自らの腹の音のみ。極限状態の中、「生きる」という本能が理性を凌駕し、人間が人間でなくなる一線へと追い詰められていく。そこで彼が目撃した、戦争の狂気が生み出した究極の地獄絵図。
ネット上の声
- かなり前からこれは観なければならないと思っていた
- この映画を嫌う日本人にはなりたくない。
- 人間の地獄を描き人間の希望を描いた作品
- 全国上映を切に望む(出来がいいのです)
戦争
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督塚本晋也
- 主演塚本晋也
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売れない夫婦漫才師・浅草スマイルのボケ担当・すみれが、事故で記憶障害となる。すみれは漫才のネタも忘れてしまうが、相方の夫・マルオは彼女ともう一度舞台に立つことを決意する。障害を乗り越え、爆笑と感動に包まれた2人はスターダムにのし上がるが…。
ネット上の声
- 浅草住民として、馴染みの場所がたくさん登場するので、まず見ているだけで楽しかった
- 芸人として売れたい、成功したいという気持ちも分かるし、その成功のための嘘なんだけ
- おもんないに次ぐおもんないで悲しい(浅草にもっと繰り出して、これが浅草版街の上で
- 売れない夫婦漫才師・浅草スマイルのボケ担当・すみれ(川村紗也)が、交通事故で記憶
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間41分
- 監督林隆行
- 主演篠原篤
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初監督作「3泊4日、5時の鐘」がロッテルダム国際映画祭に招待されるなど好評を博した三澤拓哉監督が、神奈川県大磯を舞台に、恩師の死をきっかけに露呈する若者たちの姿を描いた長編第2作。土建屋で働く幼なじみの俊、知樹、和也、英太。彼ら4人の恩師が亡くなり、俊が恩師の未亡人・千里に惹かれていく一方、知樹は俊に密かな思いを寄せていたことに気がつく。和也は家族のために金を工面する必要から不法投棄を請け負い、英太は親友によって恋人が身の危険にさらされる。恩師の死をきっかけに崩れていく友情関係。これまで築いてきた親密な関係がしがらみへと反転し、気がついた時には彼らの自由が失われていた。「HiGH&LOW THE MOVIE」シリーズの守屋光治、「ワンダーウォール 劇場版」の中崎敏、「佐々木、イン、マイマイン」の森優作、菅田将暉に楽曲提供をするなどミュージシャンとしても活躍する永嶋柊吾と、若手俳優陣が顔をそろえる。
ネット上の声
- どちらかというとカツアゲされる側のイメージやった森優作が、土建屋の社長の息子っつ
- なあなあな世界
- やっぱり森優作さんは殴られる側より殴る側の方が全然輝いてる 超かっこよかった 笑
- 都心からちょっと離れた微妙な田舎の閉塞感が痛いほど分かってアーーーって感じだった
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本,香港,韓国
- 時間79分
- 監督三澤拓哉
- 主演守屋光治
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文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」で、2022年度に製作された短編4作品のうちの1作。
CM監督の和田と若手カメラマンの佐々木は企業広告の撮影のためスクラップ工場にやって来るが、突如として発生したワームホールに巻き込まれ、砂漠の異星に飛ばされてしまう。そこには、地球のゴミで作られた衣服や仮面を身にまとって暮らす不思議な民族がいた。
出演は「半グレvsやくざ」の山根和馬、「佐々木、イン、マイマイン」の森優作、「ケンとカズ」のカトウシンスケ。監督は、短編作品「ダボ」が「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2022」に入選した牧大我。
ネット上の声
- フィルムメーカーの性
- 前半「??」となったけれど、動き出してから初期衝動みたいなものを感じてワクワクし
- ジャンルで言えば海辺のタトゥイーン系作品だね
- 派手に行こうよ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間29分
- 監督牧大我
- 主演山根和馬
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失敗に容赦のない社会で過去の事故や家族にとらわれた者たちが、再び自分の道を歩もうとする姿を軽妙かつ感動的に描いたヒューマンコメディ。
お人よしの青年・光太郎の恋人であるかや乃が、薬物に手を出して逮捕された。突然のことに呆然とする光太郎だったが、かや乃の父・慎一から呼び出され、かや乃が勾留されている四国まで連れて行ってほしいと頼まれる。初対面で自称パニック障害だという慎一とともに四国を目指して旅に出る光太郎だったが、その道中で、慎一がこの世にいないことになっている人物であることが発覚し……。
「夢の中」の山﨑果倫と「佐々木、イン、マイマイン」の森優作がどこかアンバランスな主人公カップルを演じ、「岬の兄妹」の岩谷健司が謎多き父を怪演。「函館珈琲」「ソウル・フラワー・トレイン」の西尾孔志監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- めちゃくちゃ良かった!見終わった後、心がじんわり温かくなる映画。
- 重い過去を背負ってるのに、どこか軽やかで不思議な空気感。掘り出し物を見つけた気分です。
- うーん、ストーリーは悪くないけど、全体的な低予算感が気になってしまったかな…。
- 不器用な登場人物たちが愛おしい。歪でも不完全でも生きてていいんだよって、優しく背中を押してくれるような映画でした。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督西尾孔志
- 主演山崎果倫