全5作品。行平あい佳が出演した映画ランキング

シングルマザーの森村抄子(行平あい佳)は、“セフレ”の関係を提案してきた初恋の相手・北田一樹(青柳翔)と定期的に会っていた。一樹はある事情から17歳の山田咲(高石あかり)の面倒を見ることになるが、咲が抄子への嫉妬心から騒動を起こしたことで、抄子との関係を終わらせることにする。そして、抄子は自身に思いを寄せる23歳のボクサー・市原猛(石橋侑大)に惹(ひ)かれていく。

孤独死の現場を清掃する特殊清掃員。死と向き合う仕事を通して、自身の過去と断絶した母との関係を見つめ直す再生の物語。

2022年、現代日本。孤独死や自殺があった部屋を清掃する「特殊清掃」の仕事に就くカスミ。壮絶な現場で日々「死」の痕跡と向き合う彼女は、幼い頃に自分を捨てた母との間に、埋めがたい心の溝を抱えていた。仕事仲間との交流や、故人が遺した品々に触れる中で、カスミは他者の人生の終わりに思いを馳せ、自身の過去と対峙していく。絡み合った母への想い、そして自身の未来。ほどけそうになる息を繋ぎながら、彼女が見つけ出す希望の光とは。

15年ぶりの再会は「セフレ」という関係。割り切ったはずの体から始まる、もどかしい初恋の続き。

仕事に生き、恋愛を諦めた森川すみれ。同窓会で再会したのは、高校時代の初恋の相手・一条慶。互いにフリーだと知った二人は、その場の勢いで「セフレ」になることを決意。割り切った大人の関係、のはずだった。しかし、体を重ねるたびに蘇るのは、甘く切ない初恋の記憶。便利な関係の裏で、二人の心は少しずつすれ違っていく。これは、恋の続きか、それともただの感傷か。不器用な大人たちの、ビターでリアルなラブストーリー。

すれ違い、惹かれあう男女の姿を描いた越川道夫監督の「誰でもない恋人たちの風景」シリーズ第3弾。サキの夫で画家のスギちゃんは、数年前に倒れて左半身が動かなくなり、今ではすっかり絵を描かなくなってしまっていた。そんなスギちゃんがある日、サキのヌードを描きたいと言った。深夜のファミレスで働き生活を支えながら、スギちゃんにまた絵を描いてほしいと思っていたサキは心から喜ぶが、サキに依存しなければ生きられないことにスギちゃんはいら立ちを感じていた。すれ違うふたりの身体と心。ふたりの間に大きな亀裂が生まれた日、サキはファミレスの同僚ユキオと結ばれる。サキ役を「私の奴隷になりなさい第2章　ご主人様と呼ばせてください」の行平あい佳、スギちゃん役を自身も左半身に麻痺を抱えながら舞台などで俳優として活動する荻田忠利がそれぞれ演じる。

サタミシュウの小説を原作に、主演した壇蜜の出世作ともなった官能映画「私の奴隷になりなさい」の続編となるシリーズ第2作。1980年代にっかつロマンポルノのスターとして人気を博した寺島まゆみを母に持つ、行平あい佳が新たに主演を務め、映画初主演で大胆な体当たり演技に挑んでいる。清楚で保守的だがどこか妖艶な雰囲気を持つ人妻・明乃に出会った目黒は、婚約者のいる身でありながら、明乃との逢瀬にのめり込んでいく。ある日、明乃の夫の瀬尾が目黒の前に現れ、不倫をばらされて社会的な立場を失いたくなくければ、明乃との関係を続け、明乃を調教するよう脅される。目黒は理解に苦しみながらも、瀬尾に言われるままに明乃を調教していくのだが……。