チベットに暮らす家族の姿を幼い女児の目を通して描いた、チベット人監督ソンタルジャの長編2作目。厳しい自然の中で牧畜を営む一家。幼いひとり娘は、母が新しい命を授かったことを知り、生まれてくる赤ちゃんに母を取られてしまうのではと不安になっている。村人たちと接することなく暮らしている父のグルは、かつて家を出て僧侶になった祖父から十分な愛情を与えられなかったという思いが強く、自分の父親をいまも許せないでいた。それぞれがぎくしゃくした関係のなかで生きる祖父と父、父と娘。そんな家族三代の関係が変化する時がやってくる。娘役のヤンチェン・ラモは上海国際映画祭2015で最優秀女優賞を受賞。日本では15年、第28回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門で上映(映画祭上映時タイトル「河」)。17年、日本で初のチベット人監督作品として劇場公開される。
ネット上の声
- 本名=ヤンチェン・ラモで演じていたんだ♡
- ドラマがなさそうなのに目が離せない
- ヤンチェン・ラモ。彼女がすべて。
- 人間の心理に深く迫る作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国中国
- 時間98分
- 監督ソンタルジャ
- 主演ヤンチェン・ラモ