写真家として活躍する長谷井宏紀がイタリア製作映画として手がけた監督デビュー作で、フィリピンを舞台に、孤児の少女と盲目のギター弾きの旅を描いたロードムービー。マニラのスラムに暮らす孤児のブランカは、母親を金で買うことを思いつき、盲目のギター弾きピーターと旅に出る。ピーターから得意な歌でお金を稼ぐことを教わったブランカは、レストランで歌う仕事を得てお金を稼ぎ、計画は順調に進んでいるかに思えた。しかし、そんな彼女の身に思いもよらぬ危険が迫っていた。長谷井の第一回長編監督作品となる本作は日本人初となるベネチア・ビエンナーレ、ベネチア国際映画祭の出資で製作され、第72回ベネチア国際映画祭でソッリーゾ・ディベルソ賞、マジックランタン賞を受賞。
ネット上の声
- 世界を旅した映画
- マニラのスラム街。窃盗や物乞いなどで小銭を稼ぎ、段ボールハウスで...
- 心に沁みた。 とてもいい映画でした。 主役の子が可愛い。
- お金だけが正義の子供の世界の哀しさ
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イタリア
- 時間77分
- 監督長谷井宏紀
- 主演サイデル・ガブテロ