「ワールド・イズ・マイン」「宮本から君へ」など社会の不条理をえぐる作品で知られる新井英樹が、国際結婚した主人公を通して地方の農村が内包する問題を描いた同名漫画を実写映画化。新井の漫画が映画化されるのはこれが初めてで、安田顕が主演、「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督がメガホンを取った。42歳まで恋愛を知らず独身でいた岩男が、久しぶりに寒村にある実家に帰省する。しかし、実家では死んだことすら知らなかった父親の葬式の真っ最中だった。そんなタイミングで帰ってきた岩男がフィリピン人の嫁アイリーンを連れていったため、参列者がざわつき出し、その背後からライフルを構えた喪服姿の母親ツルが現れる。安田が主人公の岩男を演じ、アイリーン役にはフィリピン人女優のナッツ・シトイを起用。そのほか木野花、伊勢谷友介らが出演。
ネット上の声
- 『愛しのアイリーン』は、田舎の閉鎖的な社会での、各立場の諸欲を超リアルに書いてい
- 強烈、名作のような重厚感、そして痛々しい
- 画面から異臭が、滲み出て来そうな作品
- 安田のオマンゴさせろが耳から離れない
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間137分
- 監督吉田恵輔
- 主演安田顕