文化大革命時代の内モンゴル。北京から来た学生が、畏敬すべき狼と出会い、自然の掟と人間の愚かさを知る壮大な物語。
1967年、文化大革命の嵐が吹き荒れる中国。北京の学生チェン・ジェンは、遊牧民に文字を教えるため、内モンゴルの草原へと送られる。そこで彼が出会ったのは、モンゴル人が「神」として崇め、同時に恐れる誇り高き狼の群れ。狼の知性、組織力、そして厳しい自然の中で生き抜くその姿に、チェンは次第に魅了されていく。彼は狼の赤ん坊を拾い、人間と狼の絆を育もうと試みる。しかし、近代化の波と政府の政策は、草原の生態系を破壊し、人間と狼の対立を激化させていく。壮大な自然を前に、人間が犯した過ちとは何か。チェンが目撃する衝撃の結末。
ネット上の声
- 人間と自然の共存関係を崩してはいけないな
- 自然への畏怖。痛感させる荘厳な存在。
- 狼のためだけの涙
- これはストーリーはともかく、映画としての価値はあると思う
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国中国,フランス
- 時間---分
- 監督ジャン=ジャック・アノー
- 主演ウィリアム・フォン