「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「愛人 ラマン」「スターリングラード」などの名作を手がけてきたジャン=ジャック・アノー監督がメガホンをとり、文化大革命により内モンゴルの草原にやってきた北京出身の知識人の青年が、そこで地元の民が神と崇めるオオカミと交流する姿を描いたドラマ。原作は、中国人作家ジャン・ロンが2004年に発表した同名の自伝的小説。文革期の1967年、モンゴル内陸部へ羊飼いの遊牧民たちに勉強を教えるため下放されたチャン・ジェン。そこで彼は、地元民が聖なる動物として崇めるオオカミについて多くを学び、その存在に魅了される。チェンは赤ん坊のオオカミを保護し、飼い慣らそうとするが……。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち 2016」上映作品。
ネット上の声
- 人間と自然の共存関係を崩してはいけないな
- 自然への畏怖。痛感させる荘厳な存在。
- 狼のためだけの涙
- 主人公の青年や中国側の人間の愚かな言動を描いて体制批判をしている構成はとてもわか
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国中国,フランス
- 時間---分
- 監督ジャン=ジャック・アノー
- 主演ウィリアム・フォン