復職か、解雇か。彼女に残された時間は週末の2日間。同僚16人の心を動かすための孤独な戦い。
舞台は現代ベルギーの小さな町。主人公は、うつ病による休職から復帰を目指す工場勤めの女性サンドラ。復職を目前にした金曜日、彼女は会社から非情な通告を受ける。それは、彼女を解雇する代わりに同僚全員にボーナスを支給するというもの。夫に背中を押され、サンドラは週末の2日間で同僚16人の家を一人ひとり訪ね、ボーナスを諦めて自分の復職に賛成してくれるよう説得して回ることを決意。人の心の脆さや優しさに触れながら、精神的なプレッシャーと戦い続けるサンドラ。月曜日の再投票の時が迫る、尊厳をかけた彼女の旅の結末。
ネット上の声
- 病み上がりの妻の事は心配だが今の仕事も辞めてもらっては家計が苦しく...
- 「イゴールの約束」に続いてダルデンヌ兄弟の作品を鑑賞
- 三日目の朝は、違う自分 (明日) でありたい
- 人生においては「勝負」が必要な時がある
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国ベルギー,フランス,イタリア
- 時間95分
- 監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ
- 主演マリオン・コティヤール