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原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる同名漫画を実写化し、グルメドキュメンタリードラマの代名詞的存在として長年にわたり人気を集めるテレビドラマ「孤独のグルメ」シリーズの劇場版。主演の松重豊が自ら監督を務め、主人公・井之頭五郎が究極のスープを求めて世界を巡る姿を描く。
輸入雑貨の貿易商・井之頭五郎は、かつての恋人である小雪の娘・千秋からある依頼を受けてフランスへ向かう。パリに到着するといつものように空腹を満たし、依頼者である千秋の祖父・一郎のもとを訪れる。一郎は子どもの頃に飲んだスープをもう一度飲みたいと願っており、五郎にそのレシピと食材を探してほしいと依頼。わずかなヒントを頼りに、究極のスープを求めてフランス、韓国、長崎、東京を駆け巡る五郎だったが、行く先々でさまざまな人物や事件に遭遇し、次第に大きな何かに巻き込まれていく。
韓国領の島で暮らす女性・志穂を内田有紀、スープ探しを手伝うことになる青年・中川を磯村勇斗、五郎をフランスに呼ぶ千秋を杏、千秋の祖父・一郎を塩見三省、中華ラーメン店「さんせりて」の店主をオダギリジョー、五郎の同業者・滝山を村田雄浩が演じ、ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョンが韓国入国審査官役で特別出演。
ネット上の声
- 最高!笑ってお腹が空いた!
- ドラマ版とは一味違うハラハラ展開!でも五郎さんは相変わらずで安心したw
- まさか『孤独のグルメ』でこんなにドキドキさせられるとは!壮大なスケールで描かれる最高の飯テロ映画。観終わった後、絶対何か食べたくなる。
- お祭り映画としては大満足!ストーリーはちょっと無茶な気もしたけど、それもご愛嬌かな。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督松重豊
- 主演松重豊
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「あなたは、信じられますか?」罪を犯した“前科者”と、彼らの更生を信じる保護司。社会復帰への険しい道を描く衝撃作。
コンビニでアルバイトをしながら、無給の国家公務員「保護司」として働く阿川佳代。彼女が担当するのは、殺人罪で服役していた工藤誠。社会から向けられる冷たい視線の中、工藤は必死に更生への道を歩み始める。佳代もまた、彼の再生を信じ、寄り添い続ける。しかし、彼の周囲で再び不穏な事件が発生。信じることの難しさと、人が再生する意味を問いかける、魂を揺さぶるヒューマンサスペンス。過去は、本当に消せるのか。その答えを探す二人の旅路。
ネット上の声
- 「寄り添う人がいたら、犯罪を犯さなかったかもしれない」大事な事だよ...
- Amazon primeのおすすめで自動で再生されたまま見続けたら、主演から脇ま
- 綺麗事ではなく再生しようという前向きなパワーをもらえる応援作
- 誰もがやり直せる優しい世界に必要な人間
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間133分
- 監督岸善幸
- 主演有村架純
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現代日本。絶望の底から静かな日常を取り戻した主婦。そこへ失踪した夫が帰還し、彼女の心に新たな波紋が広がる。
夫が突然失踪し、新興宗教に心の拠り所を見出すことで、ようやく穏やかな日常を手に入れた主婦の依子。庭の手入れをし、パートに通う、そんな満ち足りた日々。しかしある日、長い髪と髭をたくわえた夫が、がん治療の費用を求め、ふらりと帰ってくる。彼の帰還は、依子が築き上げた平穏を静かに、しかし確実に侵食していく。抑え込んでいた怒りや憎しみが、黒い水のように湧き上がる。彼女が下す、ささやかな復讐の決断。
ネット上の声
- 小さな小石を水面に投げると、小さな波紋ができてやがてそれは大きくなっていく
- 映画的過剰表現を使わないリアル人間ドラマ
- もう二度とあの頃には戻れない家族の肖像
- 居場所から逃げられない女性の心情リアル
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督荻上直子
- 主演筒井真理子
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「舟を編む」の石井裕也監督が宮沢りえを主演に迎え、実際に起きた障がい者殺傷事件をモチーフにした辺見庸の同名小説を映画化。
夫と2人で慎ましく暮らす元有名作家の堂島洋子は、森の奥深くにある重度障がい者施設で働きはじめる。そこで彼女は、作家志望の陽子や絵の好きな青年さとくんといった同僚たち、そして光の届かない部屋でベッドに横たわったまま動かない、きーちゃんと呼ばれる入所者と出会う。洋子は自分と生年月日が一緒のきーちゃんのことをどこか他人だと思えず親身に接するようになるが、その一方で他の職員による入所者へのひどい扱いや暴力を目の当たりにする。そんな理不尽な状況に憤るさとくんは、正義感や使命感を徐々に増幅させていき……。
洋子の夫・昌平をオダギリジョー、同僚のさとくんを磯村勇斗、陽子を二階堂ふみが演じる。
ネット上の声
- 彼が切り取って残した「あの部分」は、彼の心中そのものなのか。
- やまゆり園の事件の映画化という事でずっと興味があった今作
- さとくんというアンチテーゼを生んだ社会=私たち
- 障害を持つ子供さんの家族は…
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間144分
- 監督石井裕也
- 主演宮沢りえ
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第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウの同名ベストセラー小説を、稲垣吾郎と新垣結衣の共演で映画化。「あゝ、荒野」の監督・岸善幸と脚本家・港岳彦が再タッグを組み、家庭環境、性的指向、容姿などさまざまな“選べない”背景を持つ人々の人生が、ある事件をきっかけに交差する姿を描く。
横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、不登校になった息子の教育方針をめぐり妻と衝突を繰り返している。広島のショッピングモールで契約社員として働きながら実家で代わり映えのない日々を過ごす桐生夏月は、中学の時に転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。大学のダンスサークルに所属する諸橋大也は準ミスターに選ばれるほどの容姿だが、心を誰にも開かずにいる。学園祭実行委員としてダイバーシティフェスを企画した神戸八重子は、大也のダンスサークルに出演を依頼する。
啓喜を稲垣、夏月を新垣が演じ、佳道役で磯村勇斗、大也役で佐藤寛太、八重子役で東野絢香が共演。第36回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最優秀監督賞および観客賞を受賞した。
ネット上の声
- 透明感のある生々しさ。現代社会を捉えたひとつの写し鏡として。
- 「多様性」と言いながら一つの方向に導こうとするのは誰か
- そのひと、ひとりじゃなかったらいいね
- 欲望や嗜好に“正しさ”はあるのか
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間134分
- 監督岸善幸
- 主演稲垣吾郎
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マコトとカノンの秘密が明かされる時、新たなる罪(シン)が誕生する。仮面ライダースペクター、衝撃の最終章。
眼魔(ガンマ)との戦いを終え、平穏が訪れたはずの世界。しかし、マコトとカノンの前に、二人の過去を知る謎の男ダントンが現れる。彼は、兄妹の出生に隠された衝撃の真実を告げる。妹を守るため、そして自らのルーツを確かめるため、マコトは再び眼魔の世界へ。そこで待ち受けていたのは、父の罪と、自らの存在を揺るがす過酷な運命。己の罪と向き合い、すべてを受け入れた時、マコトは禁断の力「シンスペクター」へと変身を遂げる。これは、一人の英雄の誕生と贖罪を描く、魂の物語。
ネット上の声
- タマゴの歌、恥ずい。ほっぺ赤くなる///
- Vシネマだから実現可能な最高傑作
- 仮面ライダーゴーストという作品の真の面白さが詰まった作品
- 特撮ヒーロー番組「仮面ライダーゴースト」のスピンオフ作品
仮面ライダー、 特撮
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督上堀内佳寿也
- 主演山本涼介
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75歳から自らの死を選択できる社会。その制度に翻弄される人々の姿を通して、命の価値を静かに、そして鋭く問いかける衝撃作。
超高齢化社会が進んだ近未来の日本。政府は、75歳以上の国民が自らの生死を選択できる制度「PLAN 75」を施行した。夫に先立たれ、職も家も失いかけた78歳の角谷ミチは、孤独な日々のなかで「PLAN 75」の申請を考え始める。一方、市役所で制度の申請窓口を担当する職員・岡部、そして利用者の遺品を処理するフィリピン人介護士・マリアもまた、この制度と向き合い、心を揺さぶられていく。支援金、死後の手厚いサポート。その合理的なシステムの裏で、人々は何を思い、何を選ぶのか。これは、私たちの未来かもしれない物語。
ネット上の声
- 以前、難病を患う女性が「安楽死」を求めスイスに渡るドキュメンタリーを観た事がある
- 焦燥感と行き場のない怒りで心が痛い。
- 想像と解釈を喚起する「余白」の巧みさ
- 設定と演出とキャスティングの妙
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本,フランス,フィリピン,カタール
- 時間112分
- 監督早川千絵
- 主演倍賞千恵子
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犯人検挙一筋の鬼刑事が、まさかの警察音楽隊へ異動。人生の崖っぷちに立つ男が、音楽を通じて新たな生き方を見つける感動作。
犯罪捜査一筋30年、部下を怒鳴り散らす鬼刑事・成瀬司。コンプライアンスが叫ばれる時代、彼の強引な捜査手法が仇となり、告げられたのは警察音楽隊への異動辞令。楽器経験ゼロ、楽譜も読めない。刑事としてのプライドをズタズタにされ、現場復帰だけを夢見る日々。しかし、音楽隊のメンバーたちが奏でる音、そして彼らの真摯な想いに触れるうち、頑なだった成瀬の心に変化が。これは、仕事一筋で家庭を顧みなかった男が、音楽を通じて人生の新たな輝きを見つけ出す、涙と笑いの物語。
ネット上の声
- 清野菜名の「嫌な奴!」は、“耳すま”つながりのネタ?
- 豊かなハーモニーと人間模様に満ちた骨太ドラマ
- 警察音楽隊を侮るなかれ
- 見上愛が出てるんだ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督内田英治
- 主演阿部寛
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人間の体を変形させることで動物たちの体の仕組みをひも解いた異色の動物図鑑「カメの甲羅はあばら骨」を劇場アニメ化。
高校2年生・カメ田カメ郎は、本音をあばら骨の中に隠したまま、冴えない学校生活を送っていた。そんな彼にとって、自分とは正反対の明るい性格を持つクラスメイト・カエル川エル隆だけが唯一の気を許せる存在だ。ある日、スクールカースト底辺にいた彼らの日常を覆す出来事が起こる。
「映画大好きポンポさん」で声優に初挑戦して主演を務めた清水尋也が主人公・カメ田の声を担当し、実写映画「東京リベンジャーズ」の磯村勇斗がカエル川役で声優に初挑戦。ショートアニメ「貝社員」シリーズのモリ・マサが監督を務め、「チーム・バチスタ」シリーズの田中眞一が脚本を担当。
ネット上の声
- 映画館で予告編を見て尖りまくっているなと思ったアニメ
- 「学園生活」
- 動物骨格を人間に置換したキャラクターたちの「ミッドサマー」な奇祭から始まるから、
- ビジュアルとは裏腹にしっかりとしたストーリー構成・キャラクターの内面の奥行きの深
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督モリ・マサ
- 主演清水尋也
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「佐々木、イン、マイマイン」が評判を集めた内山拓也監督が日本、フランス、韓国、香港合作で手がけた商業長編デビュー作。
亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働く風間彩人。父の背を追って始めた総合格闘技の選手となった弟の壮平も、借金返済と介護を担いながら、練習に明け暮れる日々を送っている。そんな息の詰まるような日常のなかでも、恋人である日向との小さな幸せを掴みたいという思いが、彩人のかすかな希望だった。しかし、彩人の親友である大和の結婚を祝う幸せな宴会が開かれた夜、思いもよらない暴力によって、彼らのささやかな日常がもろくも奪われてしまう。
彩人役を磯村勇斗、日向役を岸井ゆきの、壮平役を福山翔大、大和役を染谷将太がそれぞれ演じるほか、霧島れいか、滝藤賢一、豊原功補らが脇を固める。
ネット上の声
- 演技は素晴らしかったが…
- 怒りというか、腹立つ
- 不幸に追い打ち
- 主人公の彩人はなぜ黙々と亡くなった父の借金を返しているのだろうか
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本,フランス,韓国,香港
- 時間119分
- 監督内山拓也
- 主演磯村勇斗
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無人島に隔離されたカルト信者の男女3人。極限状態で試される信仰と、抑えきれない本能を描く衝撃作。
舞台は、外界から隔絶された無人島。とある宗教団体の信者である男女3人は、来るべき“大いなる災厄”を浄化するため、この島で共同生活を送っていた。しかし、食料は底を突き、互いへの疑念と欲望が膨れ上がる。純粋な信仰心は、次第に狂気へと変貌していく。彼らを待つのは、救済か、それとも破滅か。人間の本性が剥き出しになる、禁断のサバイバル劇。
ネット上の声
- 面白かったけど、果たして純粋に面白いと言えるのか。ほぼポルノ映画です。
- 意識を欲から遠ざけ過ぎると、思考に正当性を持たせようと暴走してしまう
- 不条理ピンク映画!ネタバレになるので予告を見ないことを勧めます。
- タイミング的に薄気味悪さ2割増し
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督城定秀夫
- 主演磯村勇斗
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日照りが続く夏、水道料金滞納世帯の水を停める男が出会ったのは、置き去りにされた幼い姉妹だった。
日照りが続き、給水制限が発令されている日本の町。市の水道局に勤める岩切俊作の仕事は、料金を滞納する家庭の水を停める「停水執行」。ある日、最後の警告として訪れた家で、彼は母親に置き去りにされた幼い姉妹と出会う。電気もガスも止められ、最後のライフラインである水道まで失おうとしている二人。規則と良心の間で、岩切の心は激しく揺れ動く。自身の家庭にも問題を抱える彼は、姉妹の姿に何を思うのか。照りつける太陽が人々の心の渇きを浮き彫りにする中、岩切が下す一つの決断。
ネット上の声
- 水道料金滞納世帯に赴き、給水停止を執行する水道局員。心の葛藤と動き...
- 原作・河林満、髙橋正弥監督、姉役・山﨑七海を覚えておきたい
- 30年前の設定を現代社会に持ってくるから…
- 予告で傑作を謳うのは大概そうでもない
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督高橋正弥
- 主演生田斗真