-
映画評論家として活動し、映画監督としてドキュメンタリー「能楽師 伝承」などを手がけた田中千世子が、セミドキュメンタリー作品だった前作「熊野から」を劇映画として発展させた続編。海部が吉野で出会った若い女性。彼女は自身を「コードネームはクローディーヌ」と名乗った。そのエピソードを海部が旅の雑誌に書くと、編集部に「私こそクローディーヌ」と書かれた手紙が到着する。俳優でもある海部は狂言仕立ての不条理劇にとりかかるが、2人のクローディーヌのことが気にかかっていた。折口信夫の歴史幻想小説「死者の書」をめぐって、新宮、吉野、熊野、難波、三輪、二上山を舞台に、神話の世界へと導かれていく。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督田中千世子
- 主演海部剛史
-
新米主婦の真奈美は、突然夫から、今夜安原係長を家に招くと告げられるも、いつの間にか忘却の彼方へ。その後、急に思い出した真奈美は慌てて掃除、洗濯、ごちそう作りに励む。しかし、そんな真奈美を邪魔するかのように、田舎から妹がやってくる。
ネット上の声
- 急に人が訪ねてくる時あるあるなんだろうけど、それにしてもゴミ溜めすぎやろ
- 〖短編映画〗
- 製作年2002年
- 製作国日本
- 時間20分
- 監督海上操子
- 主演SARU
-
荒涼とした海辺に、防波堤の向こうから帰郷した男・ジュン。だが恋人のケイは、彼をジュンと認めようとしなかった。そこへさらに、ジュンに成り済ました謎の男・シャドウが現れる。彼らはどこからやってきて、何を目的にこの地へたどり着いたのか…。
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間29分
- 監督海上操子
- 主演海部剛史
-
映画評論家として活動する一方、映画監督として「能楽師 伝承」「なるしまフレンド 俺っち自転車道」といった作品も発表している田中千世子監督が、紀伊半島南部に位置する熊野を舞台に描いた作品。俳優で旅行ライターの海部は、旅のエッセイを書くため親友の岡部とともに熊野を訪れる。初日は神倉神社から熊野川沿いに本宮大社を経由し、十津川村へ。2日目は玉置神社を訪れた後、果無集落の入り口まで登る。3日目は神倉神社で知り合った宮司に誘われて神内神社を訪れ、大山の修験者道場へと向かう。海部は旅を通し、単なる観光では見出せない、熊野の奥深く不思議な魅力にひきつけられていく。旅の行程の多くはシナリオでは決めず、現地で生まれたものをそのまま採用するという方法で撮影された。
ネット上の声
- つくり方は、人それぞれ。
- つくり方は、人それぞれ。
- よくわかんない
- よくわかんない
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督田中千世子
- 主演海部剛史
-
映画評論家でドキュメンタリー映画作家でもある田中千世子監督が、世界遺産の地・和歌山県熊野地方を舞台に手がける「熊野から」シリーズ3部作の完結編。セミドキュメンタリー形式で描かれた第1作「熊野から」、物語性のある劇映画として製作された第2作「熊野から ロマネスク」に続く今作は、再びセミドキュメンタリー形式となり、熊野地方の中心的な都市である新宮市にフォーカス。シリーズおなじみの登場人物である俳優兼エッセイストの海部剛史と担当編集者のサキが、取材のために現地を訪れたという設定のもと、2人の取材旅行を通して、新宮市の精神風土や文化的背景をひも解いていく。
ネット上の声
- 3作目にしてやっと映画館で観ることができました
- 三部作完結とのことだが不勉強で前二本は未見
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督田中千世子
- 主演海部剛史