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台湾に実在しながら戦後40年にわたり公然の秘密となっていた娼館を舞台に、時代に翻弄された人びとの姿を、「モンガに散る」のニウ・チェンザー監督が描いた。1969年、中国と台湾の中間に位置する金門島。両国間が緊迫した状況の中、その島は攻防の最前線として砲撃が降り注いでいた。その島のエリート部隊に配属された台湾青年兵ルオ・バオタイは、カナヅチで泳げないことが判明し、831部隊と呼ばれる小部隊に転属となる。そこはさまざまな事情を抱えた女性たちが働く「軍中楽園」と呼ばれる娼館を管理する部隊だった。チェンザー監督が私財を投じて製作にあたり、「悲情城市」のホウ・シャオシェンも編集に協力して完成された。
ネット上の声
- 情けなくて優しく真面目な男の娼館勤務での人間ドラマ
- 台湾に実在した娼館が舞台の群像愛憎劇
- 戦中下における台湾の慰安所が舞台
- 監督が獄中というミソ付き
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国台湾
- 時間133分
- 監督ニウ・チェンザー
- 主演イーサン・ルアン
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中国の新鋭女性監督シェン・ユーが、母娘が娘の同級生を誘拐した実在の事件に着想を得て撮りあげた長編デビュー作。
父と継母と弟と4人で暮らす17歳のシュイ・チンと、裕福だが両親の不仲に悩むジン・シー、地元の広告モデルをするほどの美貌の持ち主だが父の暴力におびえているマー・ユエユエの3人は、ケンカしながらも楽しい高校生活を送っていた。ある日、シュイ・チンが生まれて間もない頃に家族を捨てて街を出た実母チュー・ティンが戻ってきたことで、シュイ・チンの日常は一変する。
実母チュー・ティン役に「軍中楽園」のワン・チェン。脚本にはシェン・ユー監督に加え、「シャドウプレイ」のチウ・ユージエと「天安門、恋人たち」のプロデューサーを務めたファン・リーが名を連ねる。
ネット上の声
- 中国版なにわ金融道?200万元ていくらよ?
- 【この感じ懐かしい】129
- 苦みマシマシ
- 好きな映画
サスペンス
- 製作年2020年
- 製作国中国
- 時間105分
- 監督シェン・ユー
- 主演ワン・チエン
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中世の日本近海で猛威を振るった海賊・倭寇に立ち向かった明の武将・威継光の実話をもとに壮大なスケールで描いた戦国アクション大作。16世紀の中国。兪大猷将軍率いる明軍は、沿岸部を荒らし回る倭寇を阻止するべく奮戦していた。倭寇を指揮する男の正体は松浦藩の武士で、彼は部下たちと共に浪人たちを率いて倭寇の名を騙り、藩の武器購入の足がかりとして明の財と地を奪おうとしていた。地の利を活かした倭寇の砦に明軍が苦戦を強いられる中、明の武将・戚継光の登場により戦況は一変。知力に長け人望も厚い彼は、軍を率いて倭寇の砦の撃破に成功する。一方、撤退した倭寇たちも謀略を巡らして反撃の機会を狙う。「画皮 あやかしの恋」のゴードン・チャンが監督を務め、キャストには「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズのチウ・マンチェク、「燃えよデブゴン」のサモ・ハン・キンポー、「バタフライ・ラヴァーズ」のワン・チェンらアジア各国の人気スターが集結。日本からは「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」の倉田保昭が参加。ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2018」上映作品。
ネット上の声
- スケールはでかいけど、、、
- これが、新しい映画制作の手法なのか?
- 中国映画の日本の描き方も変わったな。
- 倉田保昭さんの演技とアクションが見事。
アクション
- 製作年2017年
- 製作国中国,香港
- 時間128分
- 監督ゴードン・チャン
- 主演チウ・マンチェク