新人監督の田中晴菜が、生人形師の男と病に冒された少女の恋を幻想的に描いた短編作品。見世物小屋の生人形制作で生計を立てている仏師の亀八は、興行で立ち寄った土地の名士から、不治の病に冒された娘・椿を美しい姿のまま写した人形制作を依頼される。一度も家の外に出たことのない椿と、興行で土地を転々とする亀八は、次第に惹かれ合う。しかし人形の完成が近づくにつれ、椿の身体は動かなくなっていき……。出演は「愛しのダディー殺害計画」の岡慶悟と「神奈川芸術大学映像学科研究室」の笠原千尋。あいち国際女性映画祭で短編部門グランプリを受賞した。池袋シネマ・ロサの「新人監督特集vol.7」で、同監督作「ぬけがら」と併映。
ネット上の声
- 人形作成で生計を立ててる男が、ある土地の名士から娘そっくりの等身大人形の作成を依
- 美しいセリフ、一人に何役もさせる表現手法、こだわった美術、監督独自の世界観を作っ
- 田中晴菜監督特集『いきうつし/ぬけがら』『幸福な装置』シネマロサのスクリーンにて
- 始まり方と昭和レトロ漂う雰囲気は好みだったけど、勿体無さも感じてしまう
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督田中晴菜
- 主演岡慶悟