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巨匠リドリー・スコット監督が、アカデミー脚本賞受賞作「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」以来のタッグとなるマット・デイモンとベン・アフレックによる脚本を映画化した歴史ミステリー。1386年、百年戦争さなかの中世フランスを舞台に、実際に執り行われたフランス史上最後の「決闘裁判」を基にした物語を描く。騎士カルージュの妻マルグリットが、夫の旧友ル・グリに乱暴されたと訴えるが、目撃者もおらず、ル・グリは無実を主張。真実の行方は、カルージュとル・グリによる生死を懸けた「決闘裁判」に委ねられる。勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者は罪人として死罪になる。そして、もし夫が負ければ、マルグリットも偽証の罪で火あぶりの刑を受けることになる。人々はカルージュとル・グリ、どちらが裁かれるべきかをめぐり真っ二つに分かれる。「キリング・イヴ Killing Eve」でエミー主演女優賞を受賞したジョディ・カマーが、女性が声を上げることのできなかった時代に立ち上がり、裁判で闘うことを決意する女性マルグリットに扮したほか、カルージュをマット・デイモン、ル・グリをアダム・ドライバー、カルージュとル・グリの運命を揺さぶる主君ピエール伯をベン・アフレックがそれぞれ演じた。
ネット上の声
- 女たちの思惑よりも自身への信仰が優ったか
- 必見、今秋1番の大作!彼女の心の闇を解く
- ちゃんと3人分の視点を撮る意味はあったよ
- 決闘シーンはさすがリドリー・スコット!
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国アメリカ
- 時間153分
- 監督リドリー・スコット
- 主演マット・デイモン
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「ナイト ミュージアム」のショーン・レビ監督が「デッドプール」のライアン・レイノルズとタッグを組み、何でもありのゲームの世界を舞台に、平凡なモブキャラが世界の危機を救うべく戦う姿を描いたアドベンチャーアクション。ルール無用のオンライン参加型アクションゲーム「フリー・シティ」。銀行の窓口係として強盗に襲われる毎日を繰り返していたガイは、謎の女性モロトフ・ガールとの出会いをきっかけに、退屈な日常に疑問を抱きはじめる。ついに強盗に反撃した彼は、この世界はビデオゲームの中で、自分はそのモブキャラだと気づく。新しい自分に生まれ変わることを決意したガイは、ゲーム内のプログラムや設定を無視して勝手に平和を守り始める。共演にテレビドラマ「キリング・イヴ」のジョディ・カマー、「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティ。
ネット上の声
- 発想が面白いだけでなく最後まで面白さを維持。ディズニーによる20世紀スタジオの買収を、ようやく前向きに捉えられた作品。
- 自分がゲーム世界のモブキャラだと気づいた男が、ルーチン生活の外へと踏み出していく
- ライアン・レイノルズが意図的に演じる"存在感のなさ"が愛おしい
- 命令(プログラム)通りにしか動けないやつは人間じゃない
アクション
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督ショーン・レヴィ
- 主演ライアン・レイノルズ
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痛烈な言葉と独自の音楽性で1980年代イギリスの音楽シーンを席巻したバンド「ザ・スミス」結成前夜の物語を、ボーカリストのスティーブン・モリッシーを主人公に描いた青春音楽映画。「ダンケルク」のジャック・ロウデンが若き日のモリッシーを演じ、苦悩と挫折を乗り越えながらミュージシャンとしてのアイデンティティを確立するまでを描く。76年、マンチェスター。高校を中退したモリッシーは、ライブハウスに通いつめバンド批評を音楽史に投稿する日々を送っていた。家計を助けるために就職したものの職場になじめない彼にとって、仕事をサボって詩を書くことが唯一の慰めだった。そんなある日、美大生のリンダーと出会ったモリッシーは、彼女の後押しもあってバンドを結成することに。初ライブは成功を収め、モリッシーはミュージシャンを目指すべく仕事を辞めるが……。リンダー役にテレビシリーズ「ダウントン・アビー」のジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。
ネット上の声
- 人見知りで引っ込み思案、けれど自尊心だけは高い音楽と詩の好きな青年が高く飛翔する直前までを丁寧に(淡々と)描く
- 明日は、実はそんなに待ちに待っても無い7年ぶりのモリッシーのライブ
- ダメダメ音楽オタクが“母性”によって目覚めるまで
- ガチ世代なのでこれはと思い観てみました
青春
- 製作年2017年
- 製作国イギリス
- 時間94分
- 監督マーク・ギル
- 主演ジャック・ロウデン