現代日本におけるリアリズム絵画の第一人者・野田弘志の創作の裏側に迫ったドキュメンタリー。デザイナー・イラストレーターの仕事を経て30代で画家の道へと進み、戦後の抽象絵画全盛の美術界の中で常に写実を追求してきた野田弘志は、70代になった現在、北海道のアトリエで自然や人間を見つめた作品を描き続けている。本作では、驚異的な密度の作品を完成させるため1作品に1年間を費やす野田が、自宅の庭にあった鳥の巣を題材にした最新作「聖なるもの THE IV 鳥の巣」を制作する過程に密着。魂を込めてキャンバスと向きあう情熱的で献身的な姿を、北海道の豊かな四季とともに映しだしていく。監督は「爆心 長崎の空」、実写版「火垂るの墓」の日向寺太郎。
ネット上の声
- リアリズム画家、野田弘志さんが一つの作品を仕上げていくドキュメンタリー
- 野田弘志先生のありのままの制作過程を知ることができます
- 魂のリアリズムとの題に違わぬ内容
- 魂のリアリズムとの題に違わぬ内容
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督日向寺太郎
- 主演野田弘志