「息子の部屋」のナンニ・モレッティ監督による自叙伝的作品で、母親の介護など、プライベートの難題を抱えながら、映画製作に取り組む女性映画監督を主人公に描いたドラマ。恋人とも別れ、娘の進路問題も抱え、兄とともに入院中の母親の世話をしている映画監督のマルゲリータ。撮影中の新作映画は、アメリカ人俳優バリー・バギンズが撮影に参加した途端、思うように撮影が進まなくなる。ストレスが募る中、追い討ちをかけるかのように、病院から母親の余命宣告を受けてしまう。主人公のマルゲリータ役を演じるのは「はじまりは5つ星ホテルから」などで知られ、モレッティ監督作品でも常連のマルゲリータ・ブイ。アメリカ俳優バリー・バギンズ役には「エクソダス:神と王」「ジゴロ・イン・ニューヨーク」のジョン・タトゥーロ。マルゲリータの兄役でモレッティ自身も出演。
ネット上の声
- 名匠ナンニ・モレッティが自身の体験を基に、親の死を経験する1人の女性の複雑な心境
- イタリアの病院は食事が持ち込めるんだ!
- 病院より施設より、家が一番、娘が一番。
- 『 アメリカの夜 』テイストが救い。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間107分
- 監督ナンニ・モレッティ
- 主演マルゲリータ・ブイ