妻に先立たれた孤独な中年男を主人公に、2人の男の奇妙な共同生活を描いたオランダ映画。ロッテムダム国際映画祭観客賞やモスクワ国際映画祭で最優秀観客賞、批評家賞などを受賞し、日本国内でもSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で長編コンペティション部門の最優秀作品賞を受賞した(映画祭上映時タイトル「約束のマッターホルン」)。妻に先立たれ、オランダの田舎町でひっそりと単調な毎日を送るフレッド。ある日、言葉も過去も持たないテオがフレッドの家に居ついてしまい、男2人の共同生活がスタートする。フレッドとテオの間にいつしか友情が芽生え、何も持たないテオの生き方からフレッドは真の幸せを学んでいく。監督は、オランダで俳優としても活躍し、本作が初長編映画デビューとなるディーデリク・エビンゲ。
ネット上の声
- 己を縛るものは、己だけが信じる思想だったりする。
- 緩やかな描写から一気に加速してカタルシス
- ヘンテコな可笑しさから感動に急上昇
- 謎のキャラをひたすら凝視する。
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国オランダ
- 時間86分
- 監督ディーデリク・エビンゲ
- 主演トン・カス