富田克也、古澤健、横浜聡子らを個性的な監督を輩出している映画美学校が、脚本家コース受講生の優れたオリジナルシナリオを映画化する企画の第2回作品。同コース2期生・鳥井雅子による、お互いになにかが欠けている教師と生徒がぶつかり合う姿を描いたオリジナル脚本を、「赤猫」「姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う」の大工原正樹監督が映画化した。中学校教師の聡子は、出たい授業にしか顔を出さない生徒・坂本君に頭を悩ませていた。出たい授業への出席率は良く、勉強もできる優秀な生徒だったが、説得しても屁理屈で言い負かされ、最近では他の生徒も共謀して坂本君が授業をサボることを助け出す始末。ある日、アポなし家庭訪問を試みた聡子は、坂本君が授業をサボって家でロボット作りに励んでいることを知り……。
ネット上の声
- 自主映画のような雰囲気
- 大袈裟かもしれないが、現代で鈴木則文をやるとしたらこんな娯楽映画なのかもしれない
- カメラ四宮に音楽長嶌という豪華なスタッフであるが、脚本がそれほど素晴らしいとも思
- 映画美学校の脚本コース優秀作を映画化したらしいが、まあ可もなく不可もなくといった
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督大工原正樹
- 主演藤本泉