これは英雄の物語ではない。フィンランド独立100周年を記念して描かれる、名もなき兵士たちの壮絶な戦争の記録。
1941年、フィンランドはソ連との「継続戦争」に突入。ごく普通の市民だった男たちは、兵士として召集され、過酷な最前線へと送られる。彼らが所属する機関銃中隊を待ち受けていたのは、飢えと極寒、そして絶え間ない死の恐怖。これは国威発揚の英雄譚ではない。極限状況の中で人間性を失わず、仲間との絆を頼りに生き抜こうとする兵士たちの視点から、戦争の非情さと不条理を克明に描き出す。彼らが銃の先に見るものとは。
ネット上の声
- 派手な英雄譚じゃない本物の戦争映画。兵士たちの泥臭い日常がリアルで、3時間があっという間。歴史好きは必見。
- 戦争の悲惨さが伝わってきて辛かったけど、観てよかった。無名の兵士たち一人ひとりに物語があるんだなと実感。
- これぞ戦争映画の傑作。静かに、しかし力強く訴えかけてくる。
- リアルなのはわかるけど、ちょっと地味かも。誰が誰だか分からなくなる時があったw でも迫力はあった。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フィンランド
- 時間132分
- 監督アク・ロウヒミエス
- 主演エーロ・アホ