イスラム過激派が支配するマリ北部。音楽を禁じられた世界で、愛する歌と家族のために銃を取った男の魂の叫び。
舞台は2012年、イスラム過激派の支配下に置かれたマリ北部の古都ティンブクトゥ。遊牧民のキダンは、砂漠で妻と娘、牛飼いの少年と穏やかに暮らす音楽を愛するギタリスト。しかし、支配者たちは音楽やサッカー、笑顔さえも禁止する理不尽な戒律を住民に強制。ある日、キダンは漁師との些細な争いの末、誤って彼を殺害してしまう。突然殺人者となった彼に下される、過激派による非情な石打ち刑の宣告。愛する家族との未来を奪われ、絶対的な権力に翻弄される彼の運命。絶望的な状況下で、彼が最後に奏でる音楽とは。人間の尊厳と自由を問う、衝撃の物語。
ネット上の声
- 歌う事もダメ、笑う事もダメ、サッカーもダメって…
- 武装集団は村を静かに支配弾圧蹂躙していく
- 素直に”良かった”と言えない物語の現実
- イスラム過激派の嘘と絶対悪を暴き出す
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス,モーリタニア
- 時間97分
- 監督アブデラマン・シサコ
- 主演イブラヒム・アメド