3.11後の福島を舞台に、傷ついたドイツ人女性と老芸者の心の交流を描く、希望と再生の物語。
2011年の東日本大震災から数年後の福島。人生から逃げるように日本へやって来た若きドイツ人女性マリー。彼女が身を寄せたのは、被災地で慰問活動を行うクラウンの一座。そこで出会ったのは、仮設住宅での暮らしを拒み、放射能汚染された故郷の壊れた家に戻ろうとする最後の芸者、サトミ。全く異なる背景を持つ二人の女性。言葉も文化も超え、互いの心の傷に触れ合う中で芽生える不思議な絆。失われた故郷で、彼女たちが見つけ出す未来とは。生と死、絶望と希望が交錯する地で紡がれる、魂の再生の記録。
ネット上の声
- 被災地という題材を活かしきれず
- 内容自体は地味なストーリィでありどうということはないのだが、「ヒロシマ・モナムー
- 事実が、想像できる範囲を遙かに超えているとき、映画(フィクション)を通してようや
- 被災地を舞台にし、現地に暮らす人々をエキストラに起用しているのであれば
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督ドーリス・デリエ
- 主演ロザリー・トマス