作家の中沢けいが1978年に発表し、当時18歳で第21回群像新人賞を受賞した文壇デビュー作を、市川由依の主演で映画化。原作は発表当時、現役女子高生が書いたスキャンダラスな作品として話題を呼んだ作品で、愛を知らない少女がひとりの男と出会い、女へと目覚めていく姿を描いた。ある日、授業をさぼり新聞部の部室で暇つぶしをしていた女子高生の恵美子は、3年生の先輩・洋から突然キスを迫られる。洋は「ただ女の人の体に興味があっただけ」と言い放ち、相手は誰でもよかったというが、父親を亡くし、厳格な母に育てられて愛を知らずにいた恵美子は、それでも洋を求め、何度も体を重ねる。やがて洋は進学のため上京し、恵美子もその後を追って東京の花屋に就職するが……。「blue」「僕は妹に恋をする」など繊細な作品で知られる安藤尋が監督、脚本は「戦争と一人の女」「大島村騒動記」の荒井晴彦。
ネット上の声
- 空疎な台詞にあふれ返った困った作。
- 器量なしの監督による駄作の一典型
- 市川由衣ちゃん、勝負所を誤った?
- なんだ、いつもと同じ・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督安藤尋
- 主演市川由衣