妻を殺された上、濡れ衣を着せられて投獄された男の復讐を描くノワール劇。妻とその愛人を殺した罪により投獄され、14年の服役を終えて出所した篠原は、妻を殺し自分を陥れた真犯人に復讐するため、事件が起きた町に帰ってくる。事件の捜査を担当した刑事・松尾と、松尾の情報屋である西の協力を得て、真犯人がヤクザの若頭・財前であることを突き止めた篠原は、財前を殺害するため準備を始めるが、同時に事件の記憶がよみがえり、悪夢に苛まれるようになる。そんなある日、ふらりと立ち寄ったバーで、亡き妻と瓜二つの女性ハルと出会ったことから、事態は思わぬ方向に転がり始める。監督・脚本の大庭功睦による自主製作映画で、フランスの画家オディロン・ルドンの絵画「キュクプロス」に着想を得て描いた。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018では、シネガーアワードと北海道知事賞賞を受賞。
ネット上の声
- 刑期を終えて出所した男に持ちかけられる暗殺計画、それは思わぬ方向へと転がり込んで
- 自主制作、制作費用650万でこのクオリティは素晴らしい!どんでん返しは読める人も
- フィルマークスでちょっと前にレビューを見て、クリップしてた作品を鑑賞
- 最後まで目が離せませんでした
サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督大庭功睦
- 主演池内万作