イギリスの国立劇場ロイヤル・ナショナル・シアターが厳選した名舞台をデジタルシネマ化し映画館で上映する「ナショナル・シアター・ライブ」シリーズの1作。「恋におちたシェイクスピア」の脚本でアカデミー賞を受賞した劇作家トム・ストッパードの戯曲を人気演出家ニコラス・ハイトナーが演出し、ハイトナーのナショナル・シアター芸術監督としての最後の演出作となった舞台「ハード・プロブレム」を収録。心理学研究者の女性ヒラリーは、心理学と生物学が交わる環境で、「思考とは何か?」という難問と向きあう。その問いによって、彼女は同僚たちと相反する難しい立場に追いやられていく。トニー賞受賞デザイナーのボブ・クロウリーが舞台デザインを手がけた。
ネット上の声
- ハードプロブレム、物質である脳からどのようにして主観的な意識が生まれるのかという
- ストレートの小劇場作品でここまで引き込まれる会話の小気味良さに舌を巻いた
- 話が一見分かりにくい様に思えるがある程度の知識があればすっと入ってくる
- こんなにも科学的なお話とセリフを人間的に演じられるのは凄い
- 製作年2015年
- 製作国イギリス
- 時間114分
- 監督---
- 主演オリヴィア・ヴィノール