フィリピンのインディペンデント映画界を代表する俊英ブリランテ・メンドーサ監督が、東南アジア最大といわれるマニラのスラム街で懸命に生きる女性とその家族を描いたドラマ。4人の子どもを持つローサは、マニラのスラム街で小さなコンビニエンスストアを経営し、地元の人々からも好かれている。彼女と夫のネストールは家計の足しにするため少量の麻薬を扱っていたが、そのことが警察に見つかり逮捕されてしまう。ローサの子どもたちは腐敗した警察から両親を取り戻すべく奔走するが……。メンドーサ監督作「サービス」にも出演したベテラン女優ジャクリン・ホセがローサ役を演じ、2016年・第69回カンヌ国際映画祭で女優賞を獲得した。
ネット上の声
- どこまでもしぼり取られていく現実にラストはどう決着つけるんだろう…とずっと想像を
- 欧米メディアの報道ではうかがい知れないフィリピンの闇
- マニラのスラム街で生きるある一家を描いた作品
- ドゥテルテ大統領就任前でもこれだから・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フィリピン
- 時間110分
- 監督ブリランテ・メンドーサ
- 主演ジャクリン・ホセ