フィリピンの貧困街、ささやかな雑貨店を営む夫婦。ある日、麻薬密売の容疑で逮捕され、家族の絆が試される。
現代のフィリピン、マニラのスラム街。ローサは夫と共に小さな雑貨店を営み、4人の子供を育てている。しかし、店の裏では少量の麻薬を売り、かろうじて生計を立てていた。ある雨の夜、夫婦は汚職警官によって突然逮捕される。釈放のために要求されたのは、理不尽な額の保釈金。残された子供たちは、両親を救うため、金策に奔走する。スラムの厳しい現実、腐敗した権力、そして試される家族の愛。果たして、ローサ一家は再び一つになれるのか。極限状況で描かれる、衝撃の社会派ドラマ。
ネット上の声
- どこまでもしぼり取られていく現実にラストはどう決着つけるんだろう…とずっと想像を
- 欧米メディアの報道ではうかがい知れないフィリピンの闇
- マニラのスラム街で生きるある一家を描いた作品
- ドゥテルテ大統領就任前でもこれだから・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国フィリピン
- 時間110分
- 監督ブリランテ・メンドーサ
- 主演ジャクリン・ホセ