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スランプ中の作家と人気女優のカップル。フィンランドの美しい島で繰り広げられる、現実と妄想が交錯するブラックコメディ。
作家としてのキャリアに行き詰まりを感じているエーロと、人気女優として活躍する恋人のピヒラ。ぎくしゃくした関係を修復するため、二人はフィンランドの群島にあるピヒラの別荘で夏を過ごすことに。しかし、美しい自然に囲まれた静かな環境は、エーロの創作への焦りと嫉妬心を増幅させるだけだった。そんな中、旧友が島に現れたことで、三人の関係は奇妙な緊張感に包まれていく。現実なのか、それともエーロの妄想が生み出した幻なのか。芸術家の苦悩と男女の愛憎を、皮肉とユーモアを交えて描く、予測不能な物語。
コメディ
- 製作年2018年
- 製作国フィンランド
- 時間97分
- 監督アレクシ・サルメンペラ
- 主演ラウラ・ビルン
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「フィンランド映画祭2023」(23年11月11~17日/東京・ユーロスペース)上映作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フィンランド
- 時間91分
- 監督イナリ・ニエミ
- 主演アンニ・イッカネン
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20世紀フィンランドの天才女性画家。社会から忘れ去られた彼女の前に現れた、一人の青年との運命的な愛。
1915年、フィンランドの田舎町。かつて神童と謳われた画家ヘレン・シャルフベックは、今や世間から忘れられ、年老いた母と静かに暮らす日々。彼女の情熱は、キャンバスの上だけで燃え続けていた。そんなある日、彼女の才能に心酔する若き画商エイナルが訪れる。彼の出現は、ヘレンの止まっていた時間を再び動かし始める。年の差を超えた魂の交流と、激しく燃え上がる愛。しかし、その愛は彼女に新たなインスピレーションと共に、過酷な試練をもたらす。芸術と愛に生きた一人の女性の、壮絶な人生の輝き。
ネット上の声
- 自分でも絵を描いてみたくなる、そんな映画です。
- まなざしにじーんとくる
- ただ一人の人として
- Helene
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フィンランド,エストニア
- 時間122分
- 監督アンティ・J・ヨキネン
- 主演ラウラ・ビルン
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日本でも人気を誇る北欧のファッションブランド「マリメッコ」の創業者アルミ・ラティアの波乱万丈な人生を描いた伝記ドラマ。戦後まもないフィンランド。夫が買収した業務用オイルプリントの会社で働き始めたアルミは、個人向けに綿のファブリックにプリントすることを思いつき、1951年に新たな会社「マリメッコ」を立ちあげる。全財産を投じて行なったファッションショーは大成功。カラフルで斬新なデザインのファブリックや、女性をレースやコルセットから解放したドレスは大人気となり、事業は軌道に乗り始めるが……。イングマール・ベルイマン監督の名作「ファニーとアレクサンデル」のプロデューサーで、初期マリメッコの役員でもあったヨールン・ドンネルが監督。アルミを演じる女優の劇中劇を交えた巧みな構成で描く。主人公アルミ役に「FCヴィーナス」のミンナ・ハープキュラ。
ネット上の声
- マリメッコまで嫌いにさせないで!(泣)
- ん?メイキングもの?
- なぜに舞台仕立て?
- 病んでいる
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国フィンランド
- 時間85分
- 監督ヨールン・ドンネル
- 主演ミンナ・ハープキュラ