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「轟音」「わかりません」「道草」などの作品を続々と発表している俳優で監督の片山享が、故郷の福井県を舞台に、かつて手がけた短編映画「いっちょらい」を自らのメガホンで長編リメイク。
地方都市のシャッター商店街。中華料理屋を営むテツヤは、東京で自分の店を持つ夢を持っていたが、父が病に倒れたため仕方なく実家の店を継いでいた。希望を失ったテツヤがくすぶった毎日を淡々と送る中、周囲の人たちは前を向き幸せになっていく。そんなある日、テツヤが訪問看護師から告げられたのは、父の容体が悪くなっているという現実だった。
「GOLDFISH」「RUN! 3films」などに出演してきた松林慎司が短編版に続いて主人公テツヤ役を演じ、長編映画初主演を飾った。タイトルの「いっちょらい」は福井の方言。「一張羅(いっちょうら)」のことで、すなわち「(自分にとって)一番いいもの」を意味する。
ネット上の声
- 多分父親のことがなくったって…
- 「いっちょらい」とは「一張羅」の福井弁で、福井民謡の名前でもあるが、ここでは「自
- 『轟音』に続き、監督の地元・福井をこれでもかとばかりに閉塞感たっぷりに描くシリー
- なんというか、人間同士のむず痒いコミュニケーションの表現が秀逸
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間93分
- 監督片山享
- 主演松林慎司
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俳優としてメジャー作品にも出演するかたわら、インディーズ映画界で監督としても活躍する片山享が、2018年に故郷の福井県を舞台に撮り上げた短編作品。福井駅前のシャッター街になっている商店街で中華料理屋を営むテツヤには、店の経営不振に加えて父親の介護も重くのしかかっていた。そんなとき、元恋人の女性と再会するが、彼女は商店街の会長の息子と不倫の末に結婚しており……。池袋シネマ・ロサの新人映画監督特集vol.5の片山享監督特集「生きる、理屈」で、中編「生きる、理屈」、短編「名操縦士」とあわせて上映。
ネット上の声
- 地方の閉塞感を狭い商店街の通路で表す、「閉塞感=狭いシチュエーション」の構図は苦
- 福井県には男性の下着ばっかり売ってる店があるのか
- 2021059(サンクスシアター18)
- 「轟音」と同時上映
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間27分
- 監督片山享
- 主演松林慎司
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笑いあり涙ありの大衆演劇として、大正時代から引き継がれている伝統芸能「真正女澤正劇」をベースに、物語が三重に交差する「三重芝居」という演出を用い、過去と現在、夢と現実を交差させながら、伝統芸能の文化継承が、いかに困難なのかを描いたドラマ。
とある大衆演劇一座で、座長の沢田の弟子である三津葉銀次は、後継者の座を狙う座長の息子・冴之介に強い嫉妬心を抱いていた。一方、冴之介もまた、剣劇の腕を認められ、一目置かれている銀次に対し、尊敬とともに妬ましい思いを抱いていた。そんなある時、稽古中に銀次の刃先が冴之介の片目を突いてしまう事故が起こる。冴之介は役者を続けることができなくなり、銀次は一座を追われてしまうが……。
主演、監督、脚本を「大衆演劇のドン」と称される沢竜二の末弟子の三天屋多嘉雄が務め、須賀貴匡、松林慎司、沢竜二らが顔をそろえる。
ネット上の声
- Filmarksでは全然Mark!されていないが、大当たり!😙
- 大衆演劇の後継者問題などを軸に、俳優たちの悲喜こもごもな、ちょっと入れ子的な感じ
- 普段触れないテーマの映画だったので、最初はついていけるか心配でしたがシリアスとギ
- 小学生の頃、健康ランドで大衆演劇を鑑賞した記憶があるくらいで、あまり詳しくは知ら
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間130分
- 監督三天屋多嘉雄
- 主演三天屋多嘉雄
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何者にもなれなかった男を主人公にした疾走感あふれる短編3作品を集めたオムニバス。深夜のコンビニを舞台に店員と強盗の記憶の掛け違いを巡る2人の戦いを描いた「追憶ダンス」」(主演:篠田諒、木ノ本嶺浩/監督:土屋哲彦)、人に言えない秘密を抱えた男たちの奇妙な関係を通して喪失を描いた「VANISH」(主演:松林慎司/監督:畑井雄介)、夢を捨てきれない売れない役者が現実と幻想の境界線を疾走する「ACTOR」(主演:黒岩司/監督:土屋哲彦)の3編から構成。津田寛治が3作品すべてに出演する。
ネット上の声
- 天音くんがコメントしてた映画、観ました!3つのオムニバスでどれも面白かった!個人
- 世間から見放された男たちが未来に向け己のために疾走する3本の熱いショートムービー
- 序盤の話が眠すぎてハードロックなオープニングで目が覚めた
- 全体的に重めのテーマなのに、サラッと見れた
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督土屋哲彦
- 主演篠田諒
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葉菜は現在育休中、1歳の娘がいる。0歳時で保育園に入れられず来年の入園を目指している。夫の勇輔は真面目だが、保活には積極的ではない。葉菜は次第にストレスを抱え、離婚という手段を考えるようになる。
ネット上の声
- 跨線橋から始まるこの物語は、なんとも珍しい、いわゆる保活をテーマにした映画
- ながおか映画祭/長岡インディーズムービーコンペティション2019 準グランプリ&
- 〖ながおか映画祭/長岡インディーズムービーコンペティション2019:短編映画〗
- この場合は譲歩し合うこと、話し合いやコミュニケーションが必要やな
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間20分
- 監督渡邉高章
- 主演松井美帆