パレスチナ自治区ガザの小さな美容院を舞台に、戦時下の過酷な日常をたくましく生きる13人の女たちを描いた人間ドラマ。ガザで生まれ育った双子の監督タルザン&アラブ・ナサールの長編デビュー作で、第68回カンヌ国際映画祭批評家週間に出品された。女性客で賑わうクリスティンの美容院。離婚調停中の主婦やヒジャブを被った信心深い女性、結婚を控えた若い娘、出産間近の妊婦ら、様々な女性たちが、それぞれ会話に花を咲かせながら午後の時間を過ごしていた。すると突然、通りの向こうで銃撃戦が始まり、美容院は戦火の中に取り残されてしまう。男たちが外で戦争を続ける中、女たちは他愛ない日常を続けることでささやかな抵抗をしようとする。
ネット上の声
- ガザの美容室(2015)タイトル通りのワンシチュエーションもの
- 閉塞感の中、全世界共通の女性の営みは続く
- 戦闘と平和、男と女・・簡単には割り切れぬ
- 戦地の女性の姿が垣間見れた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国パレスチナ,フランス,カタール
- 時間84分
- 監督タルザン・ナーセル
- 主演ヒアム・アッバス