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ロシアの文豪トルストイの古典的名作「アンナ・カレーニナ」をベースに日露戦争の要素を加え、アンナの死後をテーマに展開するドラマ。日露戦争はぼっ発した1904年。満州に軍医として赴いていたセルゲイ・カレーニンのもとに、重要人物だというひとりの大佐が運ばれてくるが、その男は、かつて母の愛したアレクセイ・ヴロンスキーだった。セルゲイの母は、幼いセルゲイと父を捨ててヴロンスキーのもとに走り、やがて自ら列車に身を投じて命を絶ってしまった。かつてのセルゲイはヴロンスキーに殺意を抱くほど憎悪していたが、年齢を重ねた今は憎しみよりも母の真実を知りたかった。母はなぜ自らの命を絶たなければならなかったのか。そんなセルゲイの問いに、ヴロンスキーは静かに真実を語り始める。監督は「ゼロシティ」などのメガホンを取り、現在はモスフィルムのCEOを務めるカレン・シャフナザーロフ。
ネット上の声
- 帝政ロシアの作家レフ・トルストイの代表作
- 退屈で眠気を我慢するのが精一杯
- ☆☆☆★ 少しだけ。 今やロシア映画界の最高権力者?となったカレン...
- ☆☆☆★ 少しだけ。 今やロシア映画界の最高権力者?となったカレン...
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国ロシア
- 時間138分
- 監督カレン・シャフナザーロフ
- 主演エリザヴェータ・ボヤルスカヤ
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ソ連・アフガン戦争末期のアフガニスタンを舞台に、実行不可能な奪還作戦に挑んだ男たちの実話を、壮大なスケールで重厚かつリアルに描いたロシア発の戦争アクション。1989年。10年にわたって続いたソ連・アフガン戦争は、ソ連軍の撤退によって終結を迎えようとしていた。そんな中、第108自動車化狙撃師団に、ある極秘司令が下される。それは、イスラム組織の捕虜になった将軍の息子の救出と、ゲリラが支配するサラン峠を奪還し撤退ルートを確保するという危険な作戦だった。敵地に潜入し激戦を繰り広げる兵士たちだったが、捕虜が脱走を図ったことから、事態は思わぬ方向へ展開していく。監督・脚本は「タクシー・ブルース」のパーベル・ルンギン。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」(19年7月13日~8月9日)上映作品。
ネット上の声
- 開戦は簡単だが、誰も終わらせ方を知らない
- 泥沼なのは良く解った
- オーディオは日本製に限るらしい
- 始めるは易し、やめるは難し。
アクション
- 製作年2018年
- 製作国ロシア
- 時間114分
- 監督パーヴェル・ルンギン
- 主演キリル・ピロゴフ
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第2次世界大戦末期のヨーロッパ東部戦線を舞台に、ナチスドイツの重戦車「ティーガー(タイガー)I改」と、記憶喪失のソビエト軍兵士が操る「装甲強化型 T-34/85」の追撃戦を描くミリタリーバトルアクション。戦争の長期化により敵味方とも疲弊しきっていた第2次世界大戦末期。前進するソビエト軍に対して突如として現れたナチスの巨大戦車が壊滅的な打撃を与え、跡形もなく消え去る。その戦車は「ホワイト・タイガー」と呼ばれて兵士の間で恐れられるが、神出鬼没で誰もその存在を証明することができない。それでもソ連軍はホワイト・タイガーを打ち破らんと、より強力な戦車T-34を製造。戦場で重傷を負い、記憶を失いながらも奇跡の生還を果たした男に、その指揮を命じる。「未体験ゾーンの映画たち 2014」上映作品。
ネット上の声
- ふわりとアレゴリーを纏わせて、戦車のドンパチは本気の破壊力を見せ、実は人間の根源
- 第二次大戦の戦車ファンタジーって……、コンセプトが理解できない
- 摩訶不思議なオカルト戦車登場の戦争映画…
- 松本零士が描く戦場浪漫みたいな作風。
アクション
- 製作年2012年
- 製作国ロシア
- 時間104分
- 監督カレン・シャフナザーロフ
- 主演アレクセイ・ヴェルトコフ