「ジョゼと虎と魚たち」「のぼうの城」の犬童一心監督が、世界的なダンサーとして活躍する田中泯の踊りと生き様を追ったドキュメンタリー。1978年にパリでデビューを果たし、世界中のアーティストと数々のコラボレーションを実現してきた田中泯。ダンス歴は現在までに3000回を超え、2002年の「たそがれ清兵衛」から始まった映像作品への参加も、いまや日本のみならず、ハリウッド映画にも出演するまで広がっている。40歳の時、畑仕事で作り上げた身体で踊ることを決めた田中は、74歳でポルトガル・サンタクルスの街角で踊り、「幸せだ」と語る。どんなジャンルにも属さない田中泯のダンスを、「メゾン・ド・ヒミコ」から親交を重ねてきた犬童一心監督が、ポルトガル、パリ、山梨、福島などをめぐり撮影。アカデミー賞ノミネート作品「頭山」で知られる山村浩二によるアニメーションで描かれた田中の子ども時代の情感を交えながら、田中泯のぶれない生き方をひも解いていく。
ネット上の声
- 【”踊りの求道者”踊りとは何かを独自のスタンスで極めようとする、70歳を超えても衰えを見せない、田中泯の姿を追ったドキュメンタリー作品。】
- 予想してたよりも理解でき、味わえました。
- 犬堂監督のトークを聞いて☆増えました
- しあわせで何より
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督犬童一心
- 主演田中泯