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夏の北フランスを舞台に、冴えない中年男と美少女、そしてその父親が織りなす、ひと夏の淡い恋と友情の物語。
夏の休暇シーズン、フランス北部の海辺のキャンプ場。恋人もなく、一人でバカンスにやってきた冴えない中年男シルヴァン。彼の孤独な休暇は、快活で美しい少女ゴヤとの出会いで一変する。父親と二人でキャンプに来ていた彼女の天真爛漫な魅力に、シルヴァンは次第に惹かれていく。ゴヤとその父親との交流を深める中で、シルヴァンの心に芽生える淡い恋心。しかし、年の差という現実は、彼の心に戸惑いと切なさをもたらす。バカンスの終わりが近づく中、三人の関係に訪れる小さな変化と、忘れられない夏の日の記憶。
ネット上の声
- 邦題は『女っ気なし』だけど、全然そんなことないじゃん!笑 内気な主人公がバカンス先で出会う母娘とのひと夏の物語。海がとにかく綺麗で、淡い青の映像が心に残る。すごく好きな映画でした!
- 冴えない男シルヴァンがだんだん愛おしく見えてくる不思議な映画。フランスの田舎町の雰囲気も最高。
- モテない男の妄想みたいな話で、ちょっと都合よすぎない?って思っちゃったw でも映像は綺麗。
- これはいいやつ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス
- 時間58分
- 監督ギヨーム・ブラック
- 主演ヴァンサン・マケーニュ
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薬物依存で家族を失った父と、11年後に再会した娘。失われた時間と愛を取り戻そうとする、切ない家族の物語。
1990年代のパリ。作家のヴィクトールは、妻と幼い娘パメラと共に暮らしていたが、薬物依存によってその幸せな日常を自ら破壊してしまう。そして、家族は離散。11年の歳月が流れ、17歳になったパメラは、自分の意志で父との再会を決意。しかし、長い空白は二人の間に静かで深い溝を作っていた。ぎこちない会話、探り合うような視線。失われた時間を取り戻そうとする父と、過去の傷と向き合う娘。果たして、一度壊れた家族の絆は再生できるのか。許しとは何かを静かに問いかける、父と娘の再会の記録。
ネット上の声
- 家族との離別や繋がりの苦しみは時ぐすり
- ダメだった人間のことも、過去を許せていない人間のことも誰のことも断罪しようとしな
- ミア・ハンセン=ラヴの演出する静けさは『グッバイ・ファーストラブ』でも思ったけど
- 26歳でエリックロメールの様な世界観を描くミアハンセンラブ 才能の片鱗が、界隈見
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国フランス,オーストリア
- 時間---分
- 監督ミア・ハンセン=ラヴ
- 主演ポル・ブラン
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「岸辺の旅」で2015年・第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞した黒沢清監督が、オール外国人キャスト、全編フランス語で撮りあげた初の海外作品。世界最古の写真撮影方法「ダゲレオタイプ」が引き寄せる愛と死を描いたホラーラブストーリー。職を探していたジャンは、写真家ステファンの弟子として働き始めることになったが、ステファンは娘のマリーを長時間にわたって拘束器具に固定し、ダゲレオタイプの写真の被写体にしていた。ステファンの屋敷では、かつて首を吊って自殺した妻のドゥニーズも、娘と同じようにダゲレオタイプ写真の被写体となっていた過去があり、ステファンはドゥニーズの亡霊におびえていた。マリーに思いを寄せるジャンは、彼女が母親の二の舞になることを心配し、屋敷の外に連れ出そうとする。主人公ジャン役をタハール・ラヒム、マリー役をコンスタンス・ルソー、ステファン役をオリビエ・グルメがそれぞれ演じる。
ネット上の声
- ダゲレオタイプに興味を奪われ鑑賞したのだが、思ってたのと違った
- ダゲレオタイプという魅力的な題材に騙され
- 後半、妖しさや怖さが減速していく
- ダゲレオタイプって、なんぞ!!!
ホラー
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ベルギー,日本
- 時間131分
- 監督黒沢清
- 主演タハール・ラヒム