「ふゆの獣」で第11回東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した内田伸輝監督が、孤独な男女の他者への依存をテーマに描いた自主制作による長編劇映画。東京近郊の森でテント暮らしをするノボルは、ある日、キフユという女性に出会う。美人局をやらされているキフユをその境遇から救う目的で、ノボルはキフユを誘拐し、キフユの男・シゲヒサに身代金を要求する。ノボルの要求を意に介さないシゲヒサに捨てられることを恐れたキフユはシゲヒサの元に戻るが、シゲヒサは別の女に美人局をさせていた。そのことに逆上したキフユはシゲヒサを刺してしまう。その様子を見たノボルは、キフユと2人で日本からの脱出を企てる。
ネット上の声
- 依存を描いている作品の中では結構好きだった
- 銀幕短評(#598)
- ドキュメンタリーのような生々しいカットと圧倒的不気味さを誇る須森隆文さんの怪演が
- リアルと茶番のぎりぎりのところでなんとか持ちこたえて最後はねらってか笑かしてきた
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督内田伸輝
- 主演須森隆文