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当時、人口の2%しか電気を使うことができず、世界でもっとも貧しい国のひとつと言われるアフリカのマラウイで、少年が風車で自家発電に成功した実話を収め、世界各国で出版されたノンフィクションを映画化。アカデミー賞を受賞した「それでも夜は明ける」で自身もアカデミー主演男優賞にノミネートされた俳優のキウェテル・イジョフォーがメガホンをとり、映画監督デビューを果たした。2001年、アフリカの最貧国のひとつマラウイを大干ばつが襲う。14歳のウィリアムは貧困で学費を払えず通学を断念するが、図書館で出合った1冊の本をきっかけに、独学で風力発電のできる風車を作り、畑に水を引くことを思いつく。しかし、ウィリアムの暮らす村はいまだに祈りで雨を降らそうとしているところで、ウィリアムの考えに耳を貸す者はいなかった。それでも家族を助けたいというウィリアムの思いが、徐々に周囲を動かし始める。
ネット上の声
- 実話の映画化は観て心揺さぶられるものばかりだと、改めて感じた
- 乾いた大地には水が、人間には教育が必須!
- 感動的な元ネタと作品の出来具合とは別もの
- 父親と学ぶことの楽しさを共有できたなら
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国イギリス,マラウイ
- 時間113分
- 監督キウェテル・イジョフォー
- 主演マクスウェル・シンバ
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「キリクと魔女」「ディリリとパリの時間旅行」などで知られるフランスのアニメーション監督ミッシェル・オスロが、異なる都と時代に生きる3人の王子が知恵と勇気で自らの運命を切りひらいていく姿をエキゾチックな映像美で描いたアニメーション映画。
ルーブル美術館とコラボレーションを行い、古代エジプト・クシュ王国の王子が戦わずして上下エジプトを統一し黒人初のファラオとなるまでを描く「ファラオ」、理不尽な城主によって森に追放された中世フランスの王子が野生児となって城主に立ち向かう「美しき野生児」、18世紀オスマン・トルコ帝国で王宮を追われてバラの王女の国へと逃げ込んだ王子が、揚げ菓子を通じて王女と出会う「バラの王女と揚げ菓子の王子」の3つの物語が展開する。
ネット上の声
- シンプルだけど面白い。綺麗な絵を見てるだけでも楽しい。
- 高級なおとぎ話の世界へ
- フランス語は心地よい
- 【仏蘭西を代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロが今作で描き出す絵の世界は、エキゾチックで美しい。その独特な人間性肯定の、品性ある世界観は唯一無二と言っても良いと思う。】
アニメ
- 製作年2022年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間83分
- 監督ミッシェル・オスロ
- 主演アイサ・マイガ
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逮捕のあとに待っていた、青年保護施設での過酷な日々。道を踏み外した若者たちの厳しい掟(おきて)、そして人生を変える友情を知り、少年は大人になっていく。
ネット上の声
- 施設への規律が緩すぎて罪を犯した青少年の保護や更生のためのものなのか、単なる戒め
- 展開からオチまで読めるけど、それでも観たくなる非常に面白いテーマと内容
- 更生施設のボスが首になった途端に統制が取れなくなる様が恐ろしかった…
- テーマが重いので仕方ないとはいえ、前半はただ不快な描写が多い
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間96分
- 監督ジュリアン・アブラアム
- 主演MHD
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人種差別や才能への嫉妬に苦悩しながらもパリ・オペラ座の最高位エトワールを目指す少女の奮闘を描いたドラマ。
パリ郊外の団地に暮らす労働者階級の家庭に生まれ育った12歳の黒人少女ネネは、パリ・オペラ座の入学試験に見事合格を果たす。エトワールに憧れるネネは、熱心にレッスンに励み才能を開花させていくが、伝統を守ることに固執する元エトワールの校長マリアンヌは「バレエは白人のもの」と彼女を邪険に扱う。さらにネネの才能に嫉妬する同級生たちから嫌がらせを受け、ネネはこのままバレエを続けるか悩むように。そんな中、校長マリアンヌのある秘密が明らかになり……。
俳優ルイ・ガレルとバレリア・ブルーニ・テデスキの養女オウミ・ブルーニ・ガレルが主人公ネネを熱演し、「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」のマイウェンが校長マリアンヌ、「魂のゆくえ」のセドリック・カーンがオペラ座の演出家を演じた。オペラ座の現役エトワールであるレオノール・ボラックが本人役でバレエを披露。
ネット上の声
- 懐かしい‼️ 昭和スポ魂エトワール⁉️
- 夢と現実と
- バレエ系の女子たちって何でこんなにいじわるっぽく描かれるんだろ?って思うけど、そ
- HIPHOPなストリートとバレエなクラシカルさを、フレンチポップなデザインが上手
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督ラムジ・ベン・スリマン
- 主演ウミ・ブルーニ・ガレル