12年間、消息不明の娘。母ジュリエッタは、過去と向き合うことを決意する。愛と喪失、そして沈黙の罪を描く、傑作メロドラマ。
マドリードで暮らす50代の女性ジュリエッタ。新たな人生を歩み始めようとした矢先、偶然にも娘アンティアの親友に再会。娘が今もマドリードに住み、3人の子供の母親であることを知る。12年もの間、一切の連絡を絶っていた娘の存在。その事実に突き動かされ、ジュリエッタは過去を綴った手紙を書き始める。若き日の情熱的な恋、夫との出会いと突然の別れ、そして娘との間に生じた決定的な亀裂。なぜ母娘は引き裂かれなければならなかったのか。封印していた記憶の断片が一つにつながる時、長きにわたる沈黙の理由と、母の心の奥底に秘められた罪の意識が明らかになる。
ネット上の声
- スペインの巨匠、女性をテーマに独特の作品を世に出してきたペドロ・ア...
- アルモドバル映画あんまり見たことない人には十分
- 身近な人の喪失から再生するまでを描く
- 演出が丁寧で美しく見入ってしまう。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国スペイン
- 時間99分
- 監督ペドロ・アルモドバル
- 主演エマ・スアレス