老いや認知症をテーマに描いたスペインの漫画家パコ・ロカによる「皺」(第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞)を原作とした長編アニメーション。元銀行員のエミリオは老いて認知症の兆しがみられるようになり、養護老人施設で暮らすことに。お金にうるさく抜け目のない同室のミゲルや、面会に来る孫のためバターや紅茶をためている女性アントニア、アルツハイマー症の夫モデストの世話を焼くドローレスら、個性的な面々と生活をともにする。そんなある日、エミリオはモデストと同じ薬を処方されていることから、自身がアルツハイマー症であることを知り……。スペインのアカデミー賞と言われる第29回ゴヤ賞で最優秀アニメーション賞、最優秀脚本賞を受賞。監督は同国の若手アニメーター、イグナシオ・フェレーラ。
ネット上の声
- アルツハイマーを患った元銀行員のお爺さんが主人公
- かつてなかったジャンルのアニメーション
- いずれ消えてしまう記憶だとしても…。
- 明日の老人にも捧ぐ ・・・ なるほど。
認知症、 ヒューマンドラマ、 アニメ
- 製作年2011年
- 製作国スペイン
- 時間89分
- 監督イグナシオ・フェレーラス
- 主演タチョ・ゴンサレス