イタリアの俊英エマヌエーレ・クリアレーゼ監督が、地中海の小さな島を舞台に、将来に不安を抱えるある家族と、島にやってきた難民の母子の心の交流を描いたドラマ。かつて漁業で栄えたリノーサ島も衰退の一途をたどり、父を海で亡くした20歳の青年フィリッポも、伝統の漁師を続けようとする祖父や、漁業に見切りをつけて観光業に転じた叔父、本土で新生活を始めたいと願う母との間で戸惑っていた。そんなある日、フィリッポはアフリカからの難民を乗せたボートを発見し、幼子を連れた妊娠中の女性をかくまう。しかし、この出来事がやがて波紋を呼び、フィリッポの家族はそれぞれの人生を見つめなおすことになる。第68回ベネチア国際映画祭では審査員特別賞を受賞した。
ネット上の声
- ポスターの「躍動感」が感じられなかった。
- 砂浜が黒い!(火山岩の粒砂かな?)
- 辛口パスタ?(ペスカトーレ!)
- 日本の難民政策も振り返ってみる
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間93分
- 監督エマヌエーレ・クリアレーゼ
- 主演フィリッポ・プチッロ