美しい地中海の島を舞台に、伝統と現実の狭間で揺れる一家の決断を描く、衝撃の社会派ドラマ。
イタリア最南端、シチリア島の小さな島リノーサ島。20歳の青年フィリッポは、祖父と漁で生計を立てるも、島の未来に不安を感じている。ある日、観光客を乗せたツアーの最中、アフリカから命がけで渡ってきた難民ボートに遭遇。海の掟に従い彼らを助けるも、それは不法入国幇助という法律違反。祖父は「海の民は、助けを求める者を見捨ててはならない」という古い掟を重んじるが、母は息子の将来を案じ、難民と関わることを固く禁じる。伝統、法律、そして人道。引き裂かれる家族の中で、青年フィリッポが下す重大な決断が、島の運命を大きく揺るがす。
ネット上の声
- ポスターの「躍動感」が感じられなかった。
- 砂浜が黒い!(火山岩の粒砂かな?)
- 辛口パスタ?(ペスカトーレ!)
- 日本の難民政策も振り返ってみる
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間93分
- 監督エマヌエーレ・クリアレーゼ
- 主演フィリッポ・プチッロ