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ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場(MET)の最新オペラ公演を映像収録し、映画館で上映する「METライブビューイング」2024~25シーズンの第7作。19世紀の文豪オスカー・ワイルドの戯曲を基に、囚われの聖者に恋した美女サロメの狂おしいほどの愛憎を衝撃的な結末で描いたシュトラウスの傑作オペラ「サロメ」を収録(2025年5月17日上演舞台を収録)。
紀元36年頃のシリア。救世主キリストの到来を予言したヨカナーンは、王ヘロデが兄弟の妻ヘロディアスを奪って結婚したことを非難した罪で投獄されている。ヘロディアスの連れ子サロメは獄中から聞こえてくるヨカナーンの声にひかれ彼の虜になるが、激しく拒絶されてしまう。サロメは自分に気がある王ヘロデの求めに応じて踊り、褒美としてヨカナーンの首を所望する。
ネット上の声
- 初・オペラ体験!😍😍
- 《2024-25シーズン》⑦
- 演出は斬新だったけど、サロメに妖艶さが全く感じられなかったのが残念ポイント…あの
- サロメ役のヒーバー、すばらしかった
- 製作年2025年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー
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貧困と屈辱が、一人の兵士を狂気へと駆り立てる。現代オペラの金字塔、ベルク《ヴォツェック》衝撃の舞台。
19世紀ドイツの小さな町。貧しい兵士ヴォツェックは、上官からのパワハラや、医者の非人道的な生体実験に耐えながら、内縁の妻マリーと幼い息子のために日々を生きる。しかし、彼の唯一の心の支えであったマリーが、魅力的な鼓手長と不貞を働く。裏切りと絶望、そして社会の不条理。追い詰められたヴォツェックの精神は次第に崩壊し、物語は血塗られた悲劇へと突き進む。無調音楽が人間の極限心理を鋭く描き出す、ウィリアム・ケントリッジによる革新的な演出の舞台。
ネット上の声
- 言ってしまえば「カルメン」と似たような世界というか、原作のビューヒナーが精神鑑定
- プロジェクションマッピングを用いた舞台芸術が見どころなんですが、逆にそれ以外の印
- ベルク「ヴォツェック」
- 「人間は深い淵の様だ
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演ペーター・マッテイ
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神との誓いか、我が子への愛か。古代ギリシャを舞台に、王の苦悩と悲劇を描くモーツァルトの傑作オペラ。
トロイア戦争からの帰還の途中、嵐に遭遇したクレタ島の王イドメネオ。海神ネプチューンに、助かった際に最初に出会った者を犠牲に捧げると誓う。しかし、彼が故郷の浜辺で再会したのは、他ならぬ最愛の息子イダマンテだった。神との誓約と息子への愛との間で引き裂かれる王。一方、イダマンテは敵国の王女イリアと恋に落ち、彼を愛するギリシャの王女エレットラの嫉妬を招く。神々の怒り、交錯する愛憎、そして父子の運命。壮大な音楽と共に描かれる、衝撃の悲劇。
ネット上の声
- エレクトラ役のエルザ・ヒーヴァー、最後のinsaneな歌と演技が素晴らしかった
- 神話や文化を知っているとより楽しめるストーリー
- ポネルが1980年代に演出したプロダクション
- 《METライブビューイング アンコール2024》
- 製作年2017年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演マシュー・ポレンザーニ
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16世紀末のイギリス。祖国スコットランドを追われた女王マリア(ジョイス・ディドナート)は、遠い血縁のイギリス女王エリザベッタ(エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー)に幽閉されてしまう。マリアを愛するレイチェステル伯爵(マシュー・ポレンザーニ)は、マリアの助命を懇願。しかし、そのことがエリザベッタの嫉妬心に火を付けることになったのだった。
- 製作年2013年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督---
- 主演ジョイス・ディドナート