明日を信じて、ただ歩き続ける。国境を越えようとする三人の浮浪児たちの、過酷で美しい旅を描くロードムービー。
現代ロシアの駅で暮らす、三人の家なき子供たち。リーダー格のペーチャ、弟のワーシャ、そして言葉を話せないリアプカ。「国境の向こうには、もっと良い暮らしがあるはず」。そんなかすかな希望だけを胸に、彼らはポーランドを目指す危険な旅に出る。頼れる大人はおらず、行く手には厳しい自然と非情な現実。空腹と寒さに耐え、国境警備隊の目をかいくぐりながら、ただひたすらに歩き続ける。互いを支え合う小さな絆だけが、彼らの唯一の光。過酷な旅の果てに、少年たちがたどり着く場所とは。
ネット上の声
- 突きつけられる現実と、その先の希望へ
- ペチャに対する過剰な演出に辟易
- おもしろくはないかもしれません
- それでも、鶴は翔んでゆく
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国ポーランド,日本
- 時間118分
- 監督ドロタ・ケンジェジャフスカ
- 主演オレグ・ルィバ