日本を代表するバレリーナ・草刈民代。引退公演「ジゼル」に挑む彼女の、肉体と精神の限界を超えた闘いを記録したドキュメンタリー。
2009年、日本バレエ界の至宝、草刈民代が引退を発表。その最後の演目に選んだのは、ロマンティック・バレエの最高傑作「ジゼル」。完璧な舞台を目指し、彼女の壮絶な稽古が始まる。長年のパートナー、振付家、そして夫である周防正行監督のカメラが、その一部始終を克明に記録。肉体の衰えとの闘い、若きダンサーたちとの世代交代、そして芸術家としての矜持。プリマバレリーナとして生き抜いた一人の女性が、すべてを懸けて臨む最後の舞台。その輝きと葛藤の記録。
ドキュメンタリー
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間108分
- 監督周防正行
- 主演草刈民代