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魚類に関する豊富な知識でタレントや学者としても活躍するさかなクンの半生を、沖田修一監督がのんを主演に迎えて映画化。「横道世之介」でも組んだ沖田監督と前田司郎がともに脚本を手がけ、さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 まいにち夢中な人生!」をもとに、フィクションを織り交ぜながらユーモアたっぷりに描く。
小学生のミー坊は魚が大好きで、寝ても覚めても魚のことばかり考えている。父親は周囲の子どもとは少し違うことを心配するが、母親はそんなミー坊を温かく見守り、背中を押し続けた。高校生になっても魚に夢中なミー坊は、町の不良たちとも何故か仲が良い。やがてひとり暮らしを始めたミー坊は、多くの出会いや再会を経験しながら、ミー坊だけが進むことのできる道へ飛び込んでいく。
幼なじみの不良ヒヨを柳楽優弥、ひょんなことからミー坊と一緒に暮らすシングルマザーのモモコを夏帆、ある出来事からミー坊との絆を深める不良の総長を磯村勇斗が演じる。原作者のさかなクンも出演。
ネット上の声
- さかなクンの自叙伝を「のん」が演じる、と聞いた時に「ゲテモノ系」映画の印象を持ったが、実際には、自然すぎて驚く。
- のん=さかなクンは大正解 「横道世之介」好きな人にオススメ
- のんの透明な推進力と、柔らかな沖田マジックに心酔。
- 主人公を触媒としたおおらかな群像劇
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間139分
- 監督沖田修一
- 主演のん
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片渕須直監督がこうの史代の同名漫画をアニメーション映画化して異例のロングランヒットを記録し、国内外で高い評価を得た「この世界の片隅に」に、新たなシーンを追加した長尺版。日本が戦争のただ中にあった昭和19年、広島県・呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれ、新たな生活を始める。戦況の悪化に伴い生活も困窮していくが、すずは工夫を重ねて日々の暮らしを紡いでいく。そんなある日、迷い込んだ遊郭でリンという女性と出会ったすずは、境遇は異なるものの、呉ではじめて出会った同世代の女性であるリンと心を通わせていくが……。片渕監督のもと、主人公すず役ののん、今作でシーンの追加されたリン役の岩井七世らキャスト陣は変わらず続投。
ネット上の声
- 勇気を出して言うと、個人的には最初のバージョンの方が好きです。
- より複雑に、より大人に、よりリアルに寄せてきた長尺版
- 個としてのすずが、よりダイナミックに立ち上がってくる
- 幸せはすぐそばに
アニメ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間168分
- 監督片渕須直
- 主演のん
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第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞したこうの史代の同名コミックを、「マイマイ新子と千年の魔法」の片渕須直監督がアニメ映画化。第2次世界大戦下の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前向きに生きようとするヒロインと、彼女を取り巻く人々の日常を生き生きと描く。昭和19年、故郷の広島市江波から20キロ離れた呉に18歳で嫁いできた女性すずは、戦争によって様々なものが欠乏する中で、家族の毎日の食卓を作るために工夫を凝らしていた。しかし戦争が進むにつれ、日本海軍の拠点である呉は空襲の標的となり、すずの身近なものも次々と失われていく。それでもなお、前を向いて日々の暮らしを営み続けるすずだったが……。能年玲奈から改名したのんが主人公すず役でアニメ映画の声優に初挑戦した。公開後は口コミやSNSで評判が広まり、15週連続で興行ランキングのトップ10入り。第90回キネマ旬報トップテンで「となりのトトロ」以来となるアニメーション作品での1位を獲得するなど高く評価され、第40回日本アカデミー賞でも最優秀アニメーション作品賞を受賞。国外でもフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門で審査員賞を受賞した。
ネット上の声
- 工夫のカケラもない
- 劇場で観るべき生まれながらに古典の傑作
- 繰り返し味わいたくなる優しくて強い物語
- 永く後世に残したい日本アニメの秀作!
アニメ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督片渕須直
- 主演のん
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- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堤幸彦
- 主演のん
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ハート型の鼻をした雑種犬のマロナは、血統書付きの母と少々気の荒い父の間に、9匹の子犬たちの末っ子として生まれる。便宜上「ナイン」と呼ばれていたマロナは生まれて間もなく家族と別れ、曲芸師のマノーレに引き取られる。大好きなマノーレに「アナ」と名付けられたマロナは幸福に暮らしていたが、ある日、自分から彼の元を去る決意をする。
ネット上の声
- 喜怒哀楽の涯にたどり着いた哀しい居場所
- 映像は素晴らしいが犬好きには辛い
- 犬の一生を、ヨーロッパ風で
- 好き嫌いはともかくも
アニメ
- 製作年2019年
- 製作国フランス,ルーマニア,ベルギー
- 時間92分
- 監督アンカ・ダミアン
- 主演のん
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「この世界の片隅に」を手がけたアニメーション監督・片渕須直を追ったドキュメンタリー。2016年11月12日に公開され、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞やアヌシー国際アニメーション映画祭長編部門審査員賞など国内外で受賞を重ね、異例のロングラン上映が実現するなど大きな反響を呼んだ「この世界の片隅に」。同作公開後の片渕監督の日々を追い、3年近くの時間をかけて100回の取材を敢行。全国の映画館での舞台挨拶、各地のファンとの交流、映画祭への参加など、片渕監督が「この世界の片隅に」と歩んだ日々を収録したほか、同作の長尺版「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」公開に向けてさらなるリサーチを重ね、妥協なき姿勢でアニメーション制作に臨む姿も映し出していく。
ネット上の声
- <片隅>の原作を読んでいる方にお勧め
- 「公開5日前に見れて良かった」
- ファンなら観ちゃうよね?
- 監督がすごく原作を理解しようとして読み込んできたことが伝わってくるし、原作に寄り
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督山田礼於
- 主演片渕須直
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「勝手にふるえてろ」の大九明子が監督・脚本を手がけ、芥川賞作家・綿矢りさの同名小説を実写映画化。のんと林遣都が初共演し、おひとりさま生活を満喫する女性と年下男子の不器用な恋の行方を描き出す。何年も恋人がおらず、ひとりきりの暮らしにもすっかり慣れた31歳の黒田みつ子。そんな彼女が楽しく平和に生活できているのには、ある理由があった。彼女の脳内にはもう1人の自分である相談役「A」が存在し、人間関係や身の振り方に迷った際にはいつも正しい答えをくれるのだ。ある日、みつ子は取引先の若手営業マン・多田に恋心を抱く。かつてのように勇気を出せない自分に戸惑いながらも、一歩前へ踏み出すことを決意するみつ子だったが……。みつ子の親友・皐月役で橋本愛が出演し、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来となるのんとの共演が実現。
ネット上の声
- 大久監督とのんの出会い。あまちゃんコンビの再会。模索する表現者たちの邂逅に感慨
- のんと林遣都の演技が光る、ちょっと変わった「邦画では珍しい意欲作」。
- 『勝手にふるえてろ』を勝手に期待しないように。
- 簡単なようで難しい「私」という存在
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間133分
- 監督大九明子
- 主演のん
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YouTubeで配信された映画「おちをつけなんせ」で監督デビューした女優のんが、劇場公開の長編映画で初メガホンをとり、自ら主演・脚本も務めた青春ドラマ。コロナ禍の2020年。美大生のいつかは大学の卒業制作展が中止となり、1年かけて制作した作品を持ち帰ることに。様々な感情が渦巻いて何も手につかない彼女は、心配してくれる両親とも衝突してしまう。妹のまいもコロナに過剰反応し、普段は冷静な親友の平井も苛立ちを募らせている。そんな中、絵を描くことに夢中になるきっかけをくれた田中との再会や、平井との本音の衝突によって心を動かされたいつかは、自分の未来を切り開くため立ち上がる。「シン・ゴジラ」の監督・特技監督の樋口真嗣と准監督・特技統括の尾上克郎が特撮チームとして参加し、主人公の様々な感情の流れをカラフルなリボンで表現した。
ネット上の声
- どんな光を追いかけ続けたら、この世界観に辿り着くのだろうか
- 中盤以降のコメディ&ウェルメイド感は素晴らしい
- ちょっと昔の気持ちを思い出しました
- 画角からあふれ出るのんさんの情熱
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督のん
- 主演のん
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漫画家・高橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」を実写映画化。
天界と地上の間にある街・三ツ瀬で、老舗旅館「天間荘」を切り盛りする若女将の天間のぞみ。妹のかなえはイルカのトレーナーで、母親で大女将の恵子は逃げた夫をいまだに恨んでいる。ある日、謎の女性イズコが小川たまえという少女を連れて天間荘を訪れる。たまえはのぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身だったが、交通事故で臨死状態に陥ったのだという。イズコはたまえに、現世へ戻って生きるか天界へ旅立つか魂の決断ができるまで天間荘で過ごすよう話す。
物語の軸となる三女たまえをのん、次女かなえを門脇麦、長女のぞみを大島優子が演じ、母親役で寺島しのぶ、父親役で永瀬正敏、イズコ役で柴咲コウが共演。「あずみ」「ドアマン」の北村龍平が監督を務めた。
ネット上の声
- 家族との付き合い方、やりたい仕事との出会い、会えなかった人に会う ...
- 遅すぎた家族愛に感動する邦画。 本年度ベスト。
- 女優のんの復調は喜ばしいが
- 永く心に残る秀作
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間151分
- 監督北村龍平
- 主演のん
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1959年6月、米軍機が沖縄県石川市に墜落し、宮森小学校の学童11人を含む17人が犠牲となった「宮森事件」を題材にした人間ドラマ。ある日、米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落した。52年前、宮森事件に遭遇し、友人の死を目の当たりにした過去を持つ良太は、再び米軍機墜落の現場を目撃したことで、胸中にかつての悲劇がよみがえる。一方、大学のゼミで宮森事件について調べはじめた良太の孫・琉一は、事件の傷跡がいまだに遺族の心を苦しめていることを知る。
ネット上の声
- このテーマに抵抗を感じる人が割にいる事実
- 内容が偏り、演技が下手、方言めちゃくちゃ
- 沖縄の人から見た戦後の沖縄の歴史が分かる
- 基地問題と対峙した沖縄からのメッセージ!
沖縄、 社会派ドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督及川善弘
- 主演長塚京三
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樋口真嗣監督ら5人の監督が、2020年に全世界を襲った新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「怪獣の人形に願いを込めてコロナウイルスを倒そう」という趣旨で立ち上げ、見えない大怪獣コロナと自分の怪獣との戦いを自宅で撮影し、次の仲間にリレー形式でパスしていくという企画「カプセル怪獣計画」。その番外編として全編ほぼリモートで撮影された岩井俊二監督、斎藤工主演の「8日で死んだ怪獣の12日の物語」を、追加キャストにのんを加えた劇場版として劇場公開。カプセル怪獣を通販サイトで買ったサトウタクミは、日に日に成長していく怪獣の様子を毎日配信していた。怪獣に詳しい樋口監督にノウハウを聞きながら育てたカプセル怪獣はコロナと戦ってくれるという怪獣だというが……。岩井作品初出演となる斎藤、武井壮、のん、穂志もえかに加え、原案の樋口監督も出演。音楽をウルトラシリーズなどを手がけた蒔田尚昊(冬木透)が担当。
ネット上の声
- 通販でガチャ買ったらマ○ク入ってた的な
- ポイントはカプセル怪獣の捉え方
- さすがにヒドイ
- だらだら長い
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岩井俊二
- 主演斎藤工
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文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト2010」の1作として製作。後にNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で大ブレイクする女優・能年玲奈が映画初主演を果たした短編作品。父親に殺されそうになったトラウマを抱える少女みゆき。ある日、山奥で狩りをして暮らす男・菊池と出会った彼女は、どこか父に似た雰囲気を持つ菊池に興味を抱き、交流を深めていく。ところが、あることから菊池は住んでいた小屋を追われ、行方をくらましてしまう。監督は「Give and Go」でもブレイク前の橋本愛を起用した森英人。
ネット上の声
- 素人の自主制作映画の域をまったく出てない
- 能年玲奈の黒目の大きな瞳は輝かないと怖い
- 短いなりにまとまった作品(ただし薄味)
- 2010年度ndjc作品の中では平凡
ハンター(猟師)、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督森英人
- 主演能年玲奈
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テレビアニメ化もされた東村アキコの人気コミックを、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の能年玲奈主演で実写映画化。幼いころからクラゲに憧れて生きてきたオタク女子・月海は、男を必要としない人生を目指すオタク女子集団「尼~ず」が暮らす男子禁制のアパート「天水館」で、それなりに楽しい毎日を送っていた。ある日、行きつけのペットショップでひとりの美女と出会った月海は、その正体が女装趣味のイケメン・蔵之介であることを知る。月海の心配をよそに、蔵之介は自分が男であることを隠して天水館に出入りするように。そんな中、尼~ずの心の拠り所である天水館が、土地再開発による取り壊しの危機に陥り……。能年が三つ編みにメガネのオタク姿で主人公を演じるほか、池脇千鶴、篠原ともえ、長谷川博己ら豪華キャストが個性豊かなキャラクターたちを演じ、若手実力派・菅田将暉が蔵之介役で女装姿を披露する。監督は「のだめカンタービレ 最終楽章」の川村泰祐。
ネット上の声
- 【海月姫】この年最高の青春映画!【絶賛】
- プリティワンダーガール能年玲奈ブラボー!
- 原作漫画の大ファンですが、良い出来です!
- 【作文】海月姫を観て思ったこと
青春、 恋愛、 コメディ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督川村泰祐
- 主演能年玲奈
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「別冊マーガレット」(集英社刊)で1986~87年に連載され、単行本は全4巻で累計発行部数700万部を突破した紡木たくの人気少女コミックを実写映画化。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクした能年玲奈が主演し、母の愛を感じられずに非行に走る主人公の少女・宮市和希を演じた。「ソラニン」「僕等がいた」の三木孝浩監督がメガホンをとり、「僕等がいた」「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の吉田智子が脚本を担当。和希がひかれる不良少年・春山洋志役は、映画初出演となる「三代目J Soul Brothers」の登坂広臣。望まれて生まれてきたわけではないと知り、心を痛める和希は、転校生のえりに誘われて行った夜の湘南で暴走族「Nights(ナイツ)」の春山に出会い、不良の世界に居場所を求めるようになる。次第に春山への思いを募らせていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった春山は敵対するチームとの抗争に巻き込まれていく。主題歌には、尾崎豊の名曲「OH MY LITTLE GIRL」を起用。
ネット上の声
- 年内のうちに未レビューをいくつか載せるのでスルーしてくださいꕤ︎︎·͜·
- 主人公以外が目立たない
- 原作は少女漫画
- 個人的最高傑作ドラマ「あまちゃん」後の能年玲奈ちゃん主演映画というだけで映画館に
青春
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督三木孝浩
- 主演能年玲奈