「ベニスで恋して」などで知られるイタリアの名匠シルビオ・ソルディーニ監督が、目が不自由でも自立して生きる女性とプレイボーイの恋の行方を描いたラブストーリー。ローマの広告代理店に勤めるテオは典型的なプレイボーイで、恋人や家族と適度な距離を置いて向き合わないまま、仕事漬けの日々を送っていた。ある日、暗闇の中を白杖で進む「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のワークショップに参加した彼は、スタッフとして働いていた目の不自由な女性エマの声に魅了される。思春期に視力を失った彼女は、フランス人の夫と離婚後、理学療法士の施術者として自立して生活していた。彼女に急速に惹かれていくテオだったが、その一方で恋人グレタとは向き合えないままでいた。そんな中、エマと一緒にいる所をグレタと鉢合わせしてしまい……。エマを「レインマン」のバレリア・ゴリノ、テオを「スウェプト・アウェイ」のアドリアーノ・ジャンニーニがそれぞれ演じる。「イタリア映画祭2018」で「Emma 彼女の見た風景」のタイトルで上映。
ネット上の声
- ハンディキャップではない、個性なのだ!
- 只のスケベ男と只のスケベ女の欲望の話
- 大人の為のラブストーリー
- とても目が見えないとは
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国イタリア,スイス
- 時間117分
- 監督シルヴィオ・ソルディーニ
- 主演ヴァレリア・ゴリノ