精神病院の塀を越えた、二人の若者。世界の終わりを信じ、壁の上を歩き続ける、儚くも美しい逃避行。
舞台はとある精神病院。世界の終わりが来ると信じているココと、彼女に付き添うツムジ。二人はある日、病院を抜け出し、外の世界へと足を踏み出す。彼らのルールはただ一つ、「地面に降りたら死ぬ」。塀の上だけを歩き、現実と幻想が入り混じる世界を旅する二人。行く先々で出会う人々との奇妙な交流。彼らが探しているものは何か、そして彼らがたどり着く場所とは。岩井俊二監督が描く、独特の映像美と世界観が織りなす、切なくも愛おしい青春の一コマ。
ネット上の声
- 精神病患者の脳内がファンタジー?
- 贖罪の物語なんでしょうが・・・
- なぜか美しいと感じてしまう。
- 一体何を見たのだろうか?
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国日本
- 時間68分
- 監督岩井俊二
- 主演Chara